育児
ただの切り傷だと思ってたのに!恐ろしい切り傷の後遺症
切り傷は、生きていれば2度や3度は誰でも経験します。
ですので子どもの切り傷に関しても、そこまで大きな心配は要りません。
特に子供は色んな遊びをする中でけがをすることもありますので、切り傷で毛細血管からの出血と思われるくらいの微小な出血なら、患部の汚れを取り除いた後に軽くラップなどで固定するくらいでもOKです。
ただし、中には後遺症のもととなる切り傷もあるので注意が必要です。
切り傷の後遺症
切り傷の後遺症にはどんなものがあるかを見ていきます。
まず代表的ものは指先、足先が動きにくくなったりしびれたりするという後遺症です。
指を切って縫合してから指先の感覚が薄れた、ものをつかむときにしびれるようになったなどの報告もあります。
また、後遺症をかばおうとして普段と違う指の動きをすることで、腕が疲れる、肩が疲れるといった随伴症状が出ることもあります。
●どんな切り傷に注意したらいいの?
後遺症が残る原因は腱や神経が傷ついている、感染が起きているなどです。
そのため、大量に出血している切り傷であれば止血の時点で病院へ行くことをおすすめします。
そして、切り傷の治療中に傷が化膿して痛がる、熱を帯びる、赤く腫れるなどの症状がみられた場合にも病院で検査と治療を受けてください。
異変に気付いた時点でプロの処置を受ければ後遺症が出る可能性も低くなります。
切り傷でも傷が深かったり化膿したりしていれば、指先がしびれる、感覚が薄くなるなどの後遺症が出る場合もあります。
初期の時点、もしくは化膿していると気づいた時点で診察を受けてください。
(Photo by:http://www.ashinari.com/)
著者: カラダノート編集部