育児
原因が見つからないのによく倒れる子、こんなことに注意して!
よく倒れるけれど原因がわからない、という場合もなかにはあります。てんかんでもないし心臓病等の疑いもないのに倒れてしまうのです。
血流の流れとの関係、原因不明は不明だが脳の酸素不足によるものなどさまざまな可能性がありますが、いずれにしても気を付けたいことがあります。
●よく倒れる子は外傷に注意
よく倒れる子というのは人に比べると外傷が出来やすいです。倒れた時に手足を傷つけてしまう場合もありますし、ひどい場合は頭を打ちます。頭から倒れてしまうタイプの子の場合には、頭の外傷による後遺症などの危険性もあるのです。
ですので家庭内ではなるべくものを乱雑にしないで、家具などの角はカバーで覆ってください。頻繁に倒れるときには、外を出歩く際にヘルメットをつけるのも効果的です。
●精神的負担を取り除く
少し大きくなってくると倒れることに対して恐怖や恥ずかしさ、申し訳なさなどが生まれてきます。精神的負担は急に倒れることと結びつくかどうかはわかっていませんが、少なくとも望ましい状態ではありません。
急に倒れることが多い子はストレスを抱えやすい状態ですので、楽しいことや嬉しいことを楽しむ時間も多めに持ってあげましょう。
●動き始めはゆっくりと
原因不明の失神の真の理由として、案外見落とされることが多いのは貧血です。貧血かもしれない、と思ったら血液検査を受けるのが第一ですが、それ以外に動き始めをゆっくりとすることが大切です。
朝起きたときも、急に起き上がるのではなくゆっくりと、お風呂に入ったり椅子に座るときも同様です。
原因不明の失神を起こしている場合に、もっとも気を配ることは外傷を受けないようにすることです。特に頭のケガは後遺症を引き起こすこともあるので注意が必要です。その他に精神的ケアなども重要なポイントと言えます。
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著者: カラダノート編集部