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生活習慣病

COPDになったら…薬物療法~COPDで服用する様々な薬について

 

 

 COPDを治して元の健康な肺に戻すことはできません。

徐々に進行していく症状を少しでも遅らせて、毎日の生活を少しでも快適に過ごせるようにすることが大切です。

その為には様々な薬が使われます。

 

 

長時間作用性抗コリン薬

COPD患者さんが使用する機会の最も多い薬の一つです。

薬剤の持続時間が長く、努力肺活量(最大限まで吸い込んだ状態から一気に吐き出す)や1秒量(努力肺活量の最初の一秒で吐き出せる空気量)の改善が24時間続きます。

この薬の服用を続けることで死亡率を下げたり、気道の閉塞の進行を遅らせられることが分かっています。

 

ただし、緑内障を悪化させたり、前立腺肥大のある方が尿閉(尿が出なくなる)になる可能性もあります。

 

 

長時間作用性β2刺激薬

気道は交感神経が優位になると弛緩して拡張されます。β2ーアドレナリン受容体を刺激して気道を拡げます

この薬を服用し続けても効果が弱くなることはありません。

 

 

短時間作用性抗コリン薬

運動前や食事前などの日常生活で呼吸が苦しくなりそうな時に予防として使われます。

 

 

喀痰調整薬・去痰薬

痰を柔らかくしたり、排出しやすくします。

COPDの増悪する頻度と期間を減らすことが出来ます。

 

 

 吸入ステロイド薬

 症状の進行は抑えることが出来ませんが、炎症を押さえることによって生活の質を向上させたり、いきなり体調が悪くなるのを防いでくれます。

 

長時間作用性β2刺激薬との合剤は、別々に服用するよりもより効果を発揮して生活の質を向上させてくれます。

 

 

 

 

(Photo by://www.ashinari.com/2012/01/06-355639.php)

 

著者: クレメンタインさん

本記事は、2016-07-28掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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