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健康診断・健康管理

救急処置を行う際にはまず「バイタルサイン」を把握しよう!

救急処置の理想的な形としては、十分な機器と人員の整った病院で行う事です。しかし、いつ何時起きるか分からないのが救急です。発生現場や搬送中の救急車の中でも迅速に救急処置をすることが求められます。

 

救急処置を行う際にまず最初に取り掛かるべきなのが、バイタルサインの把握とその評価です。

 

バイタルサインとは

日本語にすると生命兆候のことです。血圧、脈拍数、呼吸数が最も重要な事柄で、加えて意識レベルと体温が入る事もあります。

 

血圧

健康な人の最高血圧は通常110~130mmHgですが、これが200mmHg近くになると脳出血、脳梗塞、クモ膜下出血などが疑われます。これに意識障害、麻痺、激しい頭痛なども伴っていればますます疑いが強くなります。

 

一方、最高血圧が90~100mmHg以下の場合にはショックの可能性を考えます。 

 

脈拍

脈拍は通常は60~90/分です。脈拍数と共に、脈の触れやすさ、規則性もチェックします。

 

脈拍が早くなっている時には循環不全やショックが疑われます。遅くなっている時には脳圧亢進状態や死戦期であることがあります。意識と血圧とを合わせて判断するといいでしょう。 

 

呼吸

通常時の成人の呼吸数は16~20/分です。過呼吸になっている場合にはショックが考えられます。

 

体温

異常に高温になっている場合には、肺炎や腎盂腎炎などの感染症、熱中症、上部頸髄損傷、悪性高熱など様々な原因が考えられます。

 

意識レベル

意識はあるのか、呼びかけて反応するか、痛み刺激を与えて反応するか、といった日本昏睡尺度(JCS)によって分類します。 

 

救急の現場においてはどのような処置をすべきかを判断するために、これらのバイタルサインをまずはチェックしています。

 

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●病院を受診すべき、たんこぶとは?頭を打った後、チェックするべき身体の症状

(Photo by: //www.ashinari.com/)

著者: クレメンタインさん

本記事は、2016-07-30掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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