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ハンマートゥやハイアーチなどの足の病気の症状とは?その予防や改善

ハンマートゥを見た目が少し変形するだけの疾患だと甘く見ていると、悪化してとんでもない目にあることになりかねません。

 

ハンマートゥは最初は足の指に癖が付いたような症状ですが、それも放置していけばやがては筋や腱が固まり、手術で切らなければどうしようも無い状態になりかねないのです。

 

軽度のハンマートゥの状態なら、原因を解消すればだいたい自然治癒しますし、そうでなくても足マッサージなどを念入りに行い続けることでほとんど完治します。

 

ハンマートゥを自覚したその瞬間から治療を開始することが望ましいでしょう。

 

■ハンマートゥの治療

●軽度なら足マッサージで改善

ハンマートゥも初期の軽度の状態ならば簡単な足マッサージを行うことで改善することが可能となります。入浴後全身の血行が良くなっている状態で足マッサージを行うと効果が倍増するでしょう。

 

1.腰掛けた状態で片方のひざの上にもう片方の足を乗せて、手で押さえます。

2.ひざの上になった足の指を一本ずつつまみ、回しながら付け根に押し込むようにしてほぐします。

3.回した後の指を引っ張り、筋を伸ばします。

4.一本につき三十回程度、この動作を繰り返します。

 

●重度ならば手術

ハンマートゥの症状が重度となってしまうと、自然治癒の可能性はほぼなくなり、手術を行わなければならなくなります。指が曲がった状態で固まってしまった骨と筋肉をつなぎ合わる腱を手術で切り、再び指が曲がる状態へと改善するのです。

 

●合併症の治療

ハンマートゥになる事で体重を支える機能が乱れ、肩や足腰など体幹付近の疾患が合併している可能性があり、その治療も行わなければなりません。

 

ハンマートゥの治療だけで無く、足のマッサージは健康全般に良い効果が期待できます。足先の血行が身体全体の血行にも大きく関わり、足マッサージが身体全体の血行を改善してくれるのです。

 

ハンマートゥの手術を回避するためにも、健康を促進させるためにも足マッサージはお勧めの治療法です。

 

足の指を鍛えてハンマートゥを予防

足の指が曲がった状態で固定するハンマートゥは足の腱と筋が衰え、不均衡を起こすことが原因です。

 

そのような足の筋肉を劣化させる靴などの原因を取り除くことも重要ですが、弱まっている筋肉を鍛え直すことも有効なハンマートゥ予防となります。 

 

■ハンマートゥの予防

●ハンマートゥの原因を取り除く

ハンマートゥの予防をするためにはその原因を一つ一つ取り除いていく方法しかありません。

ハンマートゥの原因は足の筋肉の不均衡です。

筋肉の不均衡が起こる原因となる要因を一つ一つ取り除いていくようにしなければいけません。

 

1.足に合った靴を履く

ハンマートゥの最大の原因は足に合わない靴をはき続けることにあります。

足に合わない靴を無理に履くことで、足の指に過剰な負担が掛かり、指が曲がったままの状態に固定してしまうのです。

 

2.踵の高い靴を履かない

幾ら足に合っていても、踵の高いハイヒールなどの靴を履いていては、やはり足の先に過剰な負担が掛かりハンマートゥとなってしまいます。

 

3.子どもに裸足で遊ばせる

ハンマートゥは足の骨がまだ柔らかい子どもの時期になりやすい疾患であり、柔らかい軟骨が硬い骨に育つのを促進するためにも、できる限り裸足で遊ばせるようにすることで、足の骨と筋肉を発達を促します。

 

4.足の指を鍛える

ハンマートゥの予防として効果的なのが、足の指を鍛えることです。

足の指が曲がったままになると言うことは、普段から足の指を意識して動かさず、鍛えられていないことも一因です。

足の指を意識して動かし、足の指を鍛え、腱の柔軟性と維持する事がハンマートゥの予防対策となるでしょう。

 

足の指を鍛えるということは難しく考えることは無く、足でものをつかんで動かす遊びや、足でじゃんけんをするなど、大勢で楽しく遊びながら鍛えることが可能です。

 

足のアーチがゆがむハイアーチとは?

靱帯の全体重を支える足の裏には、体重の負担を緩和するためアーチ状の形状を形作っています。アーチ状はスプリングのような役割を果たし、何十キロもある人の体重を二つの足で支えられるよう衝撃を調整してくれるのです。

 

そんな重要な足のアーチ形状ですが、その形状はいくつもの筋肉や腱が引っ張り合うことで特殊な形状を維持しています。

 

形状を維持するための筋肉が弱まり、不均衡を起こすことでアーチが歪み、平たくなることもあれば、アーチが極端に高くなるハイアーチという疾患になる場合もあるのです。

 

■ハイアーチとなる原因

1.アンバランスな筋肉への負担

●スポーツなど

つま先立ちで長時間立続けるなど、通常では考えられない偏った負担が掛かることで、足の歪みが進行し、ハイアーチへと進行してしまいます。

 

●ハイヒール

踵を高く上げ、強制的につま先立ちの状態にして歩くこととなるハイヒールも同様に足をゆがめ、ハイアーチの原因となるのです。

 

2.疾患を原因とするハイアーチ

●神経の麻痺

 

●筋ジストロフィー

等の疾患によって、足の筋肉の不均衡が起こり、アーチが歪み、ハイアーチとなる場合も考えられます。

 

3.ハイアーチによる悪循環

●ヒールの高い靴を好むように

ハイアーチとなると、スニーカーなどのヒールの低い靴よりも、ハイヒールなど踵を高い位置にしてくれる靴を好むようになります。

 

●踵の高い靴がハイアーチを悪化

ハイヒールなど踵の高い靴を履くことが増えることで、当然ハイアーチがさらに悪化する悪循環へ発展してしまうのです。

 

ハイアーチとなってしまうことで、足の負担が偏り様々な足の疾患を引き起すことになってしまいます。さらには、ハイアーチとなった人は痛みを緩和するために自然と踵の高い靴などを好むようになり、さらなる悪化の悪循環が始まってしまうのです。

 

ハイアーチを予防する為、悪化させないためにも、ハイヒールなど踵の高い靴は厳禁となります。

 

ハイアーチが引き起す諸症状

足の土踏まずが極端に高くなってしまうハイアーチは、立ったり歩いたりする負担が踵と、足の親指と小指付近に集中してしまうようになります。

その負担の偏りが足の様々な疾患を引き起してしまうようになるのです。

 

また足の裏の疾患だけにとどまらず、体重の支えが不安定化することで、体軸周辺の部位への負担もバランスが失われ、ふくろはぎから腰などへの疾患の原因ともなります。

 

■ハイアーチによる主な症状

●親指と小指の付け根のタコや角質

ハイアーチとなり身体の体重を支えるのが、踵と親指と小指の三点だけとなり、親指と小指の負担が増加し、大きなタコや角質ができ、部分的に大きく膨れあがることにもなります。

 

●足底筋膜炎

足への負担が極端に偏り、足の裏全体に膜を張ったような炎症が引き起こる足底筋膜症を合併することも考えられます。

この足底筋膜症の痛みは特に起床時に強く出るのが特徴です。

 

●踵骨棘

踵へ負担が集中することで踵の骨に棘状の突起が生じ、歩く度に踵が痛くなります。

痛みは長期間続きますが、一応自然治癒する疾患です。

 

●ふくろはぎへの負担

足のアーチの本来のスプリング機能が失われているので、ふくろはぎへの負担が大きくなり、疲れやすく頻繁につるようになってしまいます。

 

●ひざや腰への負担

歩く際の衝撃を足のアーチがうまく吸収できなくなっているので、ひざや腰への負担も増大し、骨の変形や姿勢の悪化、その他の疾患のリスクを高めてしまうのです。

 

タコや魚の目だけで無く、足底筋膜炎や、踵骨棘によって歩くことに問題が発生します。

そして歩行による負担が偏ることで、ふくろはぎやひざ、腰への疾患リスクを増大させることとなるのです。

これだけ足のアーチ状のスプリング機能は人体の姿勢に重要な役割を持ち、ハイアーチのような疾患は可能な限り予防し、迅速に改善する必要があります。

 

ハイアーチを予防し、改善する

ハイアーチは単に足の形状がゆがむだけの疾患ではありません。足のアーチ状の土踏まずは、体重を支える上で必要不可欠な重要な役割を持っているのです。

 

アーチによるスプリング機能が無ければ、人の体重の負担を支えきらず、主に体軸に沿って様々な疾患を招き寄せてしまうリスクが高まってしまうでしょう。

 

ハイアーチは早期に改善する必要があり、また可能な限り予防対策を立てて避けなければならない疾患なのです。

 

ハイアーチの予防改善

1.足の裏と指の運動

●長腓骨筋と短腓骨筋を強化

ハイアーチとなるのは長腓骨筋と短腓骨筋が弱体化することで発症します。足の裏と足の指を適度に運動させ鍛えることで、ハイアーチを予防、症状を改善することが可能です。

 

2.タコや魚の目の除去

ハイアーチになると足の裏に負担が増え、同時にタコや魚の目が増えてしまいます。このタコや魚の目の痛みによって歩く際の姿勢がさらに悪くなり、ハイアーチが悪化する原因となるのです。

 

可能な限り早急にタコや魚の目の除去を優先し、正しい姿勢で歩き、正常な負担が足の裏に掛かるように気をつけましょう。

 

3.正しい歩き方

正しい姿勢で、踵が地面に接触したら、ゆっくりと足の裏全体を地面につけるような歩き方を心がけ足のアーチの機能を十分に発揮させる歩き方が正しい歩き方です。この歩き方ならばハイアーチを予防し、改善することが可能となります。

 

4.足に合った靴の中敷き

一人一人足形を取り、個人に最適な形の靴の中敷きを作ることで、ハイアーチによる負担と痛みを分散、保護し、ハイアーチの症状が悪化することを予防します。

 

5.手術

ハイアーチも重度となると、足の底の腱膜や中足骨を切除する手術で治療する必要が出てきます。

 

ハイアーチの予防は正しく歩き、タコや魚の目ができればすぐに除去、そして念のために足の適度なマッサージや運動を加えることで万全となります。日頃からそれらを意識して行っていれば、重度のハイアーチになり、手術をしなければならないような事態を回避することはそう難しくないはずです。

 

(Photo by:http://www.photo-ac.com/)

著者: カラダノート編集部

本記事は、2017-04-03掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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