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気になる病気・症状

白目に白いできものが!?~目の充血は病気のシグナル!~

白目にある、白いできもの…。

白いので見た目にもわかりにくく、自覚症状もほとんどありません。気づかないことが多い疾患です!

たとえば、翼状片(よくじょうへん)。白目の表面をおおっている結膜が、黒目の方に侵入します。結膜が黒目にかからないかぎり、はっきりと自覚することはないでしょう。

また、瞼裂斑(けんれつはん)は、白目にタンパク質や脂肪が沈着します。目が充血しないと、白目のなかの白いできものを発見することがむずかしいのです。

 

目にできるもの

1.翼状片(よくじょうへん)

 白目の表面をおおっている半透明の結膜が目頭から黒目の部分にまで、できものとして侵入してくる疾患です。

 

<症状>

 目の充血をともない、異物を感じることがあります。

 三角形状で入り込んだ結膜は、両目同時に起こることもよくあります。

 

<原因>

 原因は不明ですが、高齢者に多い病気で、紫外線に関係しているとされています。

 

<良性の組織>

 悪性の組織ではないため、基本的に放置しても問題はありません。

 

<治療>

 基本的に異物感を緩和する点眼がおこなわれますが、悪化するほどに異物感が強くなります。

 

時として、乱視を発生させることもあるので、その場合は手術でできものをとり除きます。手術しても再発することも多くあります。

 

2.瞼裂斑(けんれつはん)

 角膜の横にできものができる疾患です。

このできものは、正常な組織にタンパク質と脂肪が沈着してできたもので、翼状片とちがって黒目の上にまで侵入することはありません。

 

<症状>

 自覚症状はほとんどなく、瞼裂斑の周辺が炎症を起こすことがあります。そのさいの充血で、瞼裂斑自体は充血せず白くめだつため、その時に疾患を自覚することが多くなります。

 

<良性の組織>

こちらも悪性のできものではないため、基本的に治療の必要はありません。

 

<瞼裂斑炎>

 瞼裂斑の周辺に炎症が起こることで、このさいには炎症をおさえる点眼薬で炎症自体を治療します。

 

幸い、白目にできるふたつのできものはほとんどが良性のもので、症状もほとんどありません。本人が気にしないことで、治療の必要もほとんどなく、通常どおりの生活が送れるでしょう。

 

 

白目に・・・ゼリー状のできものが?!

白目がゼリー状になったり、一部にゼリー状のできものができることがあります。なんだか怖いですよね?

 

白目の結膜の内側に、水分がたまることによって起こる症状です。見た目にもハデな変化で、はじめて症状があらわれた人はパニックになることもあるでしょう。

 

そのハデさとちがい、実はどちらも良性のできもので、治療の必要もほとんどありません。

 

ゼリー状のできもの

白目にできるできもので、ゼリー状に腫れるものが見られます。

 

これは結膜浮腫(ふしゅ)や結膜嚢腫(のうしゅ)と呼ばれるもので、見た目はハデです。でもすぐに自然治癒する目の疾患で、ほとんどの場合たいして気にする必要はありません。

 

他の原因

1.結膜浮腫

白目がぶよぶよと腫れ、ゼリー状になってしまう疾患です。

 

<症状>

黒目のまわり全体が腫れて、時としてまぶたを閉じても、腫れた白目がはみ出てしまうほど腫れてしまいます。

 

<原因>

結膜の下に水がたまってしまうことで起こる疾患で、多くの場合、アレルギー性結膜炎で発症します。

 

<自然治癒>

ほとんどの場合、数時間で腫れが引き、元の状態に戻るのです。

なかなか引かない場合に、眼科で診てもらう必要が出てきます。

 

2.結膜嚢腫

結膜の下に小さな袋ができ、そこに眼球の液がたまって、風船のようにふくらむ疾患です。

 

<症状>

目の一部分がはれあがり、ゼリー状のできものとなります。

 

<良性のできもの>

良性のできもので、治療の必要はありません。

嚢腫自体は、できた袋を小さく切開するだけで、すぐにしぼんでしまいます。

ほとんどの場合、また液がたまって、再度ふくらんでしまうでしょう。

 

<治療>

どうしても見た目に気になる方などは、手術で袋自体をとり除く必要があります。治ったあと、結膜を切除したことで、充血しやすくなる場合もあります。

 

結膜浮腫はすぐに自然治癒しますし、結膜嚢腫は袋をとり除かなければ何度も再発します。

 

でも、見た目などを気にしなければ、放置しておいてもほとんど問題はありません。 

 

 

頭痛・腹痛を伴う目の充血には要注意!失明の可能性も?目の充血から考えられる病気

よく眠れなかった日や目をこすってしまった時などは、誰でも目が充血します。数分から1時間くらい目が充血しているだけならそれほど大きな問題はありません。ですが、中には目の充血が病気から来ている場合もあります。

 

目の充血から考えられる病気を見てみます。

 

細菌性結膜炎

細菌性結膜炎は何らかの細菌に感染することによって起きる結膜炎です。

たとえば淋菌性結膜炎などがその代表です。

 

淋病はもともと性病ですが、目に充血という症状が出ることもあるのです。細菌性結膜炎では充血だけではなく目やにが大量に出ることが多いです。

 

緑内障

目の中の眼圧が高くなることで起きるのが緑内障です。目の充血と特に関係しているのは急性閉塞隅角緑内障という病気で、目に違和感や痛みがあるのも特徴です。

 

また頭痛、腹痛など目以外にも症状が出ます。失明の危険性もある病気です。

 

結膜充血

まぶたの裏も赤く、白目も割と鮮やかな赤になってる場合は結膜充血の可能性が高いです。結膜充血でも目やにはありますが細菌性結膜炎とは違って柔らかい目やにで、クリーム状ではないという特徴もあります。放置して治ることも多い病気です。

 

目の充血から考えられる病気の中で最もポピュラーなのは結膜充血です。結膜充血は安静にして目を酷使しなければ3-4日で治ると言われています。

 

 

一方で失明の危険性もあるのは急性閉塞隅角緑内障という病気です。目の充血だけではなくひどい頭痛や腹痛など体全体に症状が出るのが急性閉塞隅角緑内障の特徴です。

 

 

目の充血から疑うべき病気とは?目の充血は病気のシグナル!目が充血している方は注意!

目の充血は様々な病気のシグナルです。

 

こちらでは充血が症状として見られる病気をいくつかまとめてみましたので、興味のある方は是非ご覧になってくださいね。

 

中には失明の危険性もある恐ろしい病気があります。

 

◆淋菌性結膜炎

性病の一つである淋病の原因となる淋菌が結膜炎を起こすこともあります。

淋病感染者との性行為だけではなく、

・淋菌のついた手で目を触る

・淋菌の付着したタオルで顔を拭く

といった何気ない行為でも感染しますので細心の注意が必要となります。

 

また、淋菌性結膜炎では目の充血の他に、まぶたが腫れたり、クリーム状の濃い目やにが大量に出てきたり、さらには目の痛みといった症状を伴うことが多いです。

 

◆急性閉塞隅角緑内障(きゅうせいへいそくぐうかくりょくないしょう)

房水の排水口にある隅角と呼ばれる部分が短い間にふさがり、房水の排出能力が急に下がり眼圧が急激に上昇することが原因で生じます。

 

充血の他にも、突然起こる激しい頭痛、目の痛みや腹痛、さらには嘔吐などの症状も伴い、対処が遅れてしまうと一晩で失明する危険性がある恐ろしい病気です。迅速で適切な処置を行うようにしましょう。

 

◆春季カタル

この病気は主に小中学生が発症します。

症状としては充血の他に、痒みや目やに、そして腫れが見られます。

また、ブツブツしたものが上まぶたの裏側にできることもあり、症状が酷い場合には視界が霞んでほとんど見えなくなることもあります。

 

2007年から新しい治療法として「免疫抑制剤(免疫反応を抑える薬)の点眼」が使えるようになりました。

 

◆角膜ヘルペス

角膜ヘルペスとは、その名の通りヘルペス(ウイルスの感染が原因で水膨れや不快感、痛み、痒みなどの症状が出る病気)の症状が角膜に生じる眼精疾患です。

目の充血の他に、目がゴロゴロするといった異物感を伴うこともありますが、他のヘルペスと異なり、角膜ヘルペスはほとんどの場合自覚症状はありません。

 

また、症状によっては治療薬として抗ウイルス性の目薬やステロイド系の目薬が使われますが、再発しやすいので根気よくこれらの薬で治療を行う必要があります。

 

さらに、放置しておくと症状が徐々に進行していき、最終的には失明してしまう恐れがあります。

しかし、上記のような目薬で治せることができ難しい手術などは必要としない病気なので、違和感を抱いたらできるだけ早く眼科に行くようにして下さい。

 

◆急性出血性結膜炎

白目が真っ赤になりますが、その原因となっている目の血管からの出血は時間の経過に伴って治まります。

白目が真っ赤になる他に、目やにや痒み、まぶしい、目の痛み、耳の前のリンパの腫れなどといった症状が挙げられます。

 

潜伏期間が約1日と短いことと、鮮やかな結膜下出血を起こすことが特徴の結膜炎ですが、発病後1週間ほどという短い期間で治ることが多いです。

 

目の充血は様々な病気の兆候ですから、こちらでまとめたもの以外にもたくさんの目の病気・その他の身体の部位の病気があります。

 

ですので、目が充血している方はこの記事で安易に自己判断したり市販の目薬で済ませたりなどはせずに、必ず眼科を受診されるようにして下さい。

 

(Photo by:http://www.photo-ac.com/

著者: カラダノート編集部

本記事は、2017-05-18掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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