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妊娠・出産

妊娠中に甲状腺機能低下症に!赤ちゃんへの影響は?

妊娠中は風邪を引いたりしただけでも赤ちゃんへの影響が心配になります。胎児はお母さんから栄養をもらっているので健康体でも普段より栄養に気を遣う方も多いです。

 

妊娠中にもしも甲状腺機能低下症になった場合は赤ちゃんにどんな影響があるのでしょうか。

 

胎児には甲状腺ホルモンが必要

以前は甲状腺ホルモンは胎盤を通らないので、特に胎児に甲状腺ホルモンが必要と言われることはありませんでしたが、最近はそれを覆す研究結果が出てきています。

 

お母さんの体の中で放出された甲状腺ホルモンは胎児に行っており、妊娠初期の胎児の脳を支えているのは、母親の甲状腺ホルモンであるということもわかりました。

 

特に甲状腺ホルモンの中でも力の強いT4というホルモンが必要です。 

 

もしも甲状腺ホルモンが足りなかったら?

甲状腺機能低下症で何の治療もしておらず、母体と胎児の両方で甲陽線ホルモンが足りない場合、胎児に影響が出る可能性もあります。

 

イギリスの医学雑誌である『New England Journal of Medicine』で血液研究財団のジェームス・ハドウ医師の研究チームは、母親が妊娠中に甲状腺機能低下症に気づかないまま生んだ子供と、母親が甲状腺機能低下症で甲状腺ホルモンのコントロールをして生んだ子供のIQのテストを行いました。

 

その結果、母親が甲状腺機能低下症に気づかないまま生んだ子供は、コントロール下の子供よりもIQが平均で7低いことがわかりました。 

 

妊娠中に甲状腺機能低下症になったらどうすればいいの?

妊娠中に甲状腺機能低下症になったら、まずは甲状腺機能低下症の適切な治療を受けることが胎児を守ることにもつながります。

 

胎児に必要なT4という甲状腺ホルモンの投与量を、通常の患者よりも多めにしてしっかり補充します。また、妊娠を希望している場合は、甲状腺機能低下症がないかどうかを、血液検査やX線検査で確認した方がよいです。

 

妊婦の甲状腺機能低下症は胎児のIQに多少なりとも影響を与えることがわかりました。

 

このことから妊娠中の甲状腺機能低下症管理は必須、妊娠を希望するなら早いうちに甲状腺機能低下症の疑いがないかどうかをチェックした方がよいといえます。

 

(Photo by://pixabay.com/

著者: あさこすさん

本記事は、2016-08-04掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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