育児
1~3歳の間で、どれくらいの言葉を話せるようになる?言葉が遅れている状態とは
子どもが生まれて楽しみなことのひとつといえば話し出すことです。
子どもはいつごろから話し出すのか、そして3歳までにどのような言葉の成長がみられるのかを見ていきます。
1-3歳までの言語の成長
1-3歳では言語の成長が著しいです。
まず1歳になる頃にはいくつかの単語を話せるようになりますが、まだ一語文の段階です。
ママ、パパ、うま、まるなどと言ったように単語をひとつだけ話します。
その状態が1年間ほど続き、2歳になると今度は単語をつなげ合わせた二語文になります。
『ママ、これ』『うま、いる』などの言葉です。
そして、話しかけるようになってくるのも2歳ごろの言語発達の特徴です。
うーん、あのねー、○○くんね、など話し始めるのですが、その後がなかなか続かない場合が多いです。
3歳になると会話も大分できるようになり、接続詞こそ不安定なものの意味は通ります。
『さっきママが言った』『それもう一つ欲しい』等という感じです。
もっと長い文章にしたり接続詞を使えるようになるのは4歳以降です。
言葉が遅れている状態とは?
言葉が遅れているかな、と親が心配する場合は多いですがその大半が個人差と言われています。
同じ学年でも、4月生まれの子と3月生まれの子では11か月の差があります。
また、同じ日に生まれても個人差が出るのです。
最低ラインとしては、2歳までに発語(単語と思しきものをしゃべる)がない、3歳までに二語文がない場合です。
1歳半を過ぎてもまったく発語がない場合は、医療機関への相談をしてみた方が良いです。
子どもは1歳で大体単語レベルで話し始め、2歳になると二語文で表現をするようになります。
3歳を過ぎると今度はもっと複雑な言葉を喋るようになり、2歳のころと比べると意味もしっかり通ります。
1歳半までに何の発語もないという場合は、言葉の発達の遅れがあるかもしれませんので、まずは小児科などに相談し、必要があれば専門機関を訪れてください。
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著者: カラダノート編集部