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生活習慣病

危険の前触れ!?脳卒中の後遺症「言語障害」の種類と症状について

 

脳卒中とは一般名で、医学用語は脳血管障害と言います。

脳の血管が詰まったり破れたりすることによってその血管の栄養している領域が壊死してしまいます。

 

脳も含めて神経は一度死んでしまうと元には戻りません。その為に、脳卒中になると後遺症が残ります。

その代表的なものとしては言語障害があります。

 

 

言語障害(失語症)

失語症は脳の言語を司っている領域が障害を受けることによって起こります。

大多数の人は言語中枢が左脳にあるので、右半身麻痺を伴う事が多くなります。

 

○運動性失語 

言葉を発するための領域が損傷を受けます。相手の言っている事は理解できるのですが、思ったことを言葉にすることができません。

うなずきなどの言語以外でのコミュニケーションが取れます。

 

○感覚性失語

言語を理解する領域が障害を受けます。話しかけられても言語の意味は理解できません。発語はスムーズにできるのですが、多くの場合意味不明で言い間違いや新造語が多く見られます。

 

○健忘失語

言葉を発するのは流暢で、話しかけられても理解はできます。ただし、言葉が上手く思い出せなかったり、言葉として表せないために遠まわしで回りくどい言い方が多く見られます。

 

○伝導失語

言葉を理解するのも発するのも行えます。ただし、パンダ→パンラと言うような言い間違い(錯語)と聞いた言葉を短期記憶する力が低下します。 

 

○全失語

聞く、読む、話す、書く、といった言葉に関するすべてのコミュニケーションを理解することが出来なくなります。 

  

言語障害(構音障害)

話すために必要な筋肉を支配する神経に障害が出ます。

言語中枢には問題が無いので言葉を理解したり、文字を書く事はできます。

 

○弛緩性構音障害

舌や唇が上手く動かせないために話すことが出来ない障害です。

言葉の理解や表現には問題がありません。

 

○失調性構音障害

運動の微調整をする小脳が障害を受けることによって、発語のリズムが乱れたり上手く言えないといった症状が出ます。 

 

(Photo by://www.ashinari.com/2013/07/12-380133.php?category=10)

著者: クレメンタインさん

本記事は、2016-07-29掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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