カラダノート家族の健康を支え笑顔をふやす
  1. カラダノートTOP >
  2. 気になる病気・症状 >
  3. 食中毒 >
  4. どこにでもいる!潜伏期間が短い黄色ブドウ球菌!生ものだけじゃない!?食中毒に効く食べ物とは

気になる病気・症状

どこにでもいる!潜伏期間が短い黄色ブドウ球菌!生ものだけじゃない!?食中毒に効く食べ物とは

タオルと石鹸

時々、ニュースなどでも耳にすることのある「黄色ブドウ球菌」。

いったいどんな菌?どんな病気になるの?

珍しい菌ではないということ、皆さんはご存知ですか?

 

■私達の皮膚にもいる細菌です

黄色ブドウ球菌は、人間や動物の皮膚や腸に常在するブドウ球菌の一種。私達の皮膚の表面や毛穴などに常に存在している常在細菌です。

ブドウ球菌の中で、黄色ブドウ球菌は毒性が高い種類です。他の種類のブドウ球菌は、通常は健康な人では病気を起こすことはありません。ですが、黄色ブドウ球菌は、健康な人でも病気を引き起こします。

とはいえ、常に皮膚や毛穴などに存在する菌なので、そこから病気になることはありません。健康な人が黄色ブドウ球菌による病気にかかってしまうのは、傷口などから体内に菌が侵入し、通常存在している箇所とは別のところで増殖した場合です。また、毒性が強いとされる黄色ブドウ球菌ですが、菌の数が少なければ、毒性は弱いとされています。

 

■黄色ブドウ球菌の食中毒

黄色ブドウ球菌は、皮膚の傷からの感染や、他の病気にかかったことでかかる場合など、感染の形がいくつかあります。食中毒もその1つです。

食中毒の場合、食品の中に混入した黄色ブドウ球菌が増殖して毒素を産生することにより置きます。黄色ブドウ球菌は加熱で死滅しますが、黄色ブドウ球菌が産生した毒素は耐熱性で、その毒素は100℃で30分加熱しても無毒化されないため、加熱調理された食品からも感染・発病してしまうという厄介な食中毒です。この毒素が体内に入ってしまうと、短時間で激しい嘔吐や腹痛、下痢などの症状が出ます。通常、1〜3時間という短時間で症状が現れて、症状が治まるのも早いという特徴があります。

 

■症状が出たら?

黄色ブドウ球菌の毒素が含まれるものを口にしてから、1〜3時間という短時間で症状がでます。ほとんどは強い吐き気と嘔吐です。この場合、脱水症とショック症状には気をつけなければいけませんが、通常は特別な治療は必要としません。水分・糖分・電解質の補給をしながら、症状が治まるのを待ちます。

けれど、症状がひどい場合や自分で水分等の補給ができず点滴が必要な場合、発疹や血圧低下などのショック症状がある場合には、速やかに医療機関で適切な処置を受けることが必要になります。

 

■いつでもどこにでもいる菌である

先に述べたように、黄色ブドウ球菌は人間の常在細菌のひとつなので、皆さんの体にも存在しているということです。

大切なのは、菌に病気を引き起こさせないためにどうするのかということです。

 

・日頃から健康管理をしっかりと

・切り傷、擦り傷などができた場合には消毒など適切な処置を

・手荒れや化膿巣がある場合は、食べ物や調理器具に素手で触れない

・掃除をこまめにするなどし、防虫・防鼠を心がける

・食品は低温保存する

 

などが黄色ブドウ球菌による食中毒の予防には効果的とされています。

 

 

通常、私達の体が健康な状態であれば、黄色ブドウ球菌での食中毒を防ぐことができるということです。

規則正しい生活習慣と、衛生管理の行き届いた生活を心がけましょう。

 

 

黄色ブドウ球菌の食中毒は潜伏期間が短い

アメリカで毎年50万人以上の患者を出している食中毒のひとつが黄色ブドウ球菌による食中毒です。

黄色ブドウ球菌自体は常在菌で、皮膚や鼻腔に存在しているという特徴もあります。少なくとも3割の人は体に黄色ブドウ球菌を持っています。

 

●黄色ブドウ球菌で食中毒が起きる仕組み

食中毒としての黄色ブドウ球菌の問題は食品の中で黄色ブドウ球菌が増殖することです。

黄色ブドウ球菌が増殖するときには腸管毒素というものがつくられるのですがこの腸管毒素が黄色ブドウ球菌食中毒の症状の原因です。

 

●黄色ブドウ球菌の潜伏期間は短い

O157や赤痢など食中毒・感染症の中では黄色ブドウ球菌の潜伏期間は非常に短く平均で3時間と言われています。

短ければ1時間以内、長くても6時間以内には黄色ブドウ球菌の食中毒の症状である嘔吐や下痢、吐き気などが出て来ます。

発熱することはあまりなく、腹痛はひどく感じる人もいれば全く腹痛がないとする人もいてまちまちです。

 

●直前に食べたものを思い出して!

黄色ブドウ球菌の潜伏期間が短いということはそれだけ食品の特定が可能で、二次感染を防ぐ力にもなるということです。

黄色ブドウ球菌とわかったら1-5時間以内に食べたものを思い出してください。

何日も前の食事というわけではないので思い出しやすいと思います。

そして原因となる食事が見つかったらその食事・食事環境に次に関わりそうな人に注意喚起を促すことで二次感染を防げます。

 

黄色ブドウ球菌での食中毒は潜伏期間が1-5時間と非常に短いのが特徴で、原因の発見や二次感染防止が早急にできるメリットがあります。

 

 

生ものだけじゃない!?黄色ブドウ球菌食中毒

食中毒の原因は、生の野菜や肉・魚介類を食べることだけだと思っていませんか?

加熱調理や加工食品からの感染・発病も多い食中毒、それが黄色ブドウ球菌による食中毒です。

 

■どうして生じゃないのに感染するの?

黄色ブドウ球菌による食中毒の原因は、菌が作り出す毒素が原因となります。

黄色ブドウ球菌そのものは、十分な加熱がしてあれば死滅します。

しかし、黄色ブドウ球菌が作り出した毒素は、高温で加熱をしても毒性が消えない性質をもつため、加熱・加工された食品であっても、その毒素が含まれていれば、食中毒の発症のもとになるのです。

 

■危険性があるのはどんな食べ物?

過去に日本国内で黄色ブドウ球菌による食中毒が発生した原因食品は

 

・卵や卵製品

・牛乳や乳製品(クリームなど)

・食肉やその加工品(ハムなど)

・米などの穀類、その加工品(おにぎりなど)

・魚系練り製品(ちくわ、かまぼこなど)

・生菓子(和洋生菓子)

 

などです。

これらの食材の材料となるものに付着していることもありますが、人の手を介してこれらの食品に付着し、その食品を口にすることで感染することも多くあります。

 

■予防はできるの?

黄色ブドウ球菌は人間の皮膚にも常に存在している菌です。ですから、まったく接触せずに過ごすことは不可能といえるでしょう。

でも、黄色ブドウ球菌による食中毒にかかるリスクを減らすことはできます。

 

・手荒れや、小さくても化膿した傷などがある場合には、直接食材に触れない

 

・おにぎりやハンバーグなど、手で成形する場合には、調理用手袋やラップなどを使用する

 

・調理器具やキッチンの洗浄殺菌

 

これらのことを気をつけることが大切です。

残念ながら100%防ぐということは難しいですが、感染・発病のリスクを減らす努力が大切になります。

 

黄色ブドウ球菌による食中毒は、下痢・腹痛・嘔吐などが主な症状です。

通常は重症化することは滅多にありませんし、回復も早い食中毒です。

しかし、お年寄りや赤ちゃん、他の病気にかかっている患者の場合は、抵抗力がないために、毒素性ショック症や発疹、その他の疾患に繋がることも少なくはありません。

また、集団での食中毒にもなりやすい菌ですので、なるべく食材に直接ふれるのではなく、食品取扱用の衛生的な手袋などを使用することが好ましいでしょう。

 

 

春でも注意を!ペットボトルの飲み残しには『細菌増殖』の危険性

 

ペットボトルの直接飲みは、常在菌増殖の危険性 

昨年、FNSニュースにて『ペットボトルの飲み残しに注意』という報道がありました。その理由として、30度以上の真夏日では細菌が最も増殖しやすい温度であり、ペットボトルに直接口を付けた際に付着する『黄色ブドウ球菌』などの常在菌が、特に糖分を多く含んだジュース類の溶液の中で増殖すると言われています。

 

また、細菌増殖に伴って産生される二酸化炭素が原因で、ペットボトルが膨張し破裂する事故も起こっていると言います。以下では、その詳細について見て行きたいと思います。

 

 

常在菌の種類と関連する病気について 

ヒトの顔の皮膚には、1平方当たり約1000~100万個の常在菌がいると言われています。主な菌は、【表皮ブドウ球菌、アクネ菌、マラセチア菌】です。

 

また、口内の唾液中には、1ml当たり約1億~10億の常在菌がいると言われ、中でも最も多いのは【レンサ球菌】であると言われています。

 

これらの菌が糖分を含んだ溶液内に放置され、30度以上の高温になると、一気に増殖します。そうなると細菌性食中毒になる可能性もあるので、飲まないようにすることが重要です。

 

⇒【黄色ブドウ球菌】が増殖し、毒素を産生する。1~5時間の潜伏期間後に発症(耐熱性毒素のため、調理加熱程度の温度では不活化できない)

 

⇒症状としては、【下痢、嘔吐、発熱】などの食中毒症状を引き起こす可能性がある。

 

 

細菌増殖に関する実験結果は? 

FNSの調査で、『直接口を付けてペットボトルを飲む』とどの程度細菌が増殖するのかが実験されました。

 

<実験対象>

◇500mlの麦茶

◇スポーツドリンク

◇コーヒー牛乳 の3種

 

1)被験者は歯を磨かず、それぞれ飲料水を【購入直後、4時間後、8時間後】の3回、直接ペットボトルに口をつけて飲んだ。

 

2)3種類のペットボトルを、温度と湿度を一定に保つ機械へ入れた(真夏日を想定し、温度は30度、湿度を60%に設定。)

 

⇒8時間後では細菌が徐々に増加し、24時間後では麦茶はおよそ50万個、コーヒー牛乳はおよそ1,600万個と、さらに急激な増加が見られた。

 

二酸化炭素発生によるペットボトル破裂の危険性も! 

国民生活センターの商品テストの結果によると、飲料内に菌が混入することによってペットボトルの圧力が上昇し、破裂する可能性があることが確認されています。

 

これは、上記のように口から混入した細菌が高温下増殖し、二酸化炭素を蓄積してペットボトル内の圧力を高めたものによるとされています。

 

ペットボトルの飲み残しによる被害の例には、『底から1cmほど飲み残したペットボトルを洗おうとしたら、突然キャップが目に飛び込んで、眼球を傷つけた』など、わずかな量でも発生する可能性はあるそうです。

 

上記の対策としては、やはり【都度コップなどに移し変えて飲むこと】に尽きますが、ない場合には【短時間で飲みきる、ミネラルウォーターなど糖質のないものを選ぶ】などが勧められています。

 

季節に関係なく、食中毒には飲料水にも注意が必要です。

 

 

食中毒に効く食べ物

食中毒は1年中起こるうえ、食中毒菌やウイルスが食品に付着しても、腐敗と異なるため「味」「色」「におい」が変わることはありません。

 

食中毒に効果のある食べ物を調べました。

 

 

★食中毒とは

食中毒とは、有毒な微生物や化学物質を含む飲食物を食べた結果生じる健康障害です、多くは、急性の胃腸障害(嘔吐、腹痛、下痢などの症状)をおこします。

 

また、食中毒で特に注意しなければならいのが下痢や嘔吐によって起こる脱水症状と、嘔吐物が喉に詰まることの予防です。

 

脱水症の予防には水やお茶、スポーツドリンクなどの水分補給をし、嘔吐物が気管支につまると呼吸困難や肺炎を起こすことがあるので吐きやすいように横向きで寝かせます。

 

 

★食中毒の応急処置には梅!

 食中毒は、主に海産性の生鮮魚介類および加工品が原因の腸炎ビブリオ・調理する人が原因となる黄色ブドウ球菌・食肉や卵が原因のサルモネラ菌が原因です。

 

このような食中毒になった場合は、応急処置として梅が非常に効果的です。

使用法は梅肉エキスを5g服用し、30分後に5g、1時間後に5g、2時間おきに5gずつ飲んでいきます。

 

 

★  なぜ梅がいいの?

梅は古くから「三毒を断つ」と言われており、梅肉エキスに含まれているクエン酸のずば抜けた抗菌作用が病原性O-157、サルモネラ菌、黄色ブドウ球菌などの菌の増殖を防ぐことが過去に東京薬科大学の実験から分かっています。

 

梅肉エキスは市販で薬局・薬店やインターネットでも販売していますが、下のように簡単に家で作ることも出来ます。

 

 

○梅肉エキスの作り方

用意するもの・・・青梅1kg

1、 水洗いした梅の水気をきり、おろし器ですりおろします。

2、 すりおろした梅をもめんの袋に入れて汁を絞り出す。

3、  中火~煮立たせたあとは弱火で煮詰めて、あくをすくいます。

4、すくって糸を引く状態になったらできあがり!

 

 

食中毒になった場合は、まずは応急処置で梅肉エキスの服用で、症状の悪化を予防しましょう。

 

ただし、食中毒は命にかかわる場合もあるので、自己判断はせずに場合によっては病院にいくことをオススメします。

 

(Photo by: http://www.photo-ac.com/main/detail/22088?title=%E3%83%90%E3%82%B9%E3%82%B1%E3%83%83%E3%83%88%E3%81%AE%E3%82%BF%E3%82%AA%E3%83%AB%E3%81%A8%E7%9F%B3%E9%B9%B83)

著者: カラダノート編集部

本記事は、2017-04-09掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


通報する

食中毒に関する記事


辛い食中毒の治療法とは?飲食店での食中毒の対処は?初期症状に気付きにくい旋毛虫感染について

食中毒になると、とても辛い症状に見舞われます。 体内から菌を排出しなければ...

作りおきに注意!食中毒の予防法!普通の加熱調理で死なない?乳製品 長期保存が招く食中毒とは

シチューや煮物、ソース、ポテトサラダなど、ついつい沢山作って作りおきしてしま...

カラダノートひろば

食中毒の関連カテゴリ

ブックマークは20件まで登録可能です
トップへ戻る