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生活習慣病

気をつけて!脳卒中の様々な合併症

脳卒中になると脳の障害によるものと、それに伴って様々な合併症が引き起こされます。代表的なものとしては以下のものがあります。

 

関節拘縮

拘縮とは、関節が筋肉や健などの軟部組織が固くなったり短縮することによって動かなくなることです。麻痺側の方、手指、足に起こりやすく、筋緊張が強い患者は特になりやすいです。

 

上肢は屈曲位、足は内反尖足(つま先が下を向く)や足指屈曲となることが多いです。肩の亜脱臼を伴う事もあります。

 

片麻痺患者は関節拘縮の為に、マン・ウェルニッケ肢位という独特の姿勢を取ります。

 

骨粗しょう症・骨折

安静にして寝ていたり、麻痺によって身体を動かさずに骨に負荷がかからないと骨代謝が低下します。すると、血中・尿中にカルシウムが流出して骨粗しょう症になりやすくなります。

 

骨折は転倒による麻痺側の股関節骨折が多いです。

 

肩手症候群

肩から手にかけての疼痛、筋委縮、手指の腫張を生じます。自律神経の異常反射が原因と考えられています。

 

弛緩期に座位でいると肩の重みで亜脱臼を起こすことがあるので注意が必要です。 予防として三角布で腕を吊ることがあります。

 

褥瘡

毛細血管の血管が圧迫されて皮膚の壊死が起こります。片麻痺患者には比較的少ないですが、知覚が鈍感になっている高齢者では注意が必要です。

 

骨が出っ張っている仙骨部、肩甲骨内側、後頭部、踵、脊柱棘突起(背骨の出っぱり)、大転子(太もも付け根)、肩峰、くるぶし、腓骨小頭(膝の横下)に多く見られます。

 

特に仙骨部は体重がかかりやすく、小便や大便で不潔になりやすいので、感染して骨まで達しやすいところです。

(Photo by: //pixabay.com/

著者: クレメンタインさん

本記事は、2016-07-30掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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