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気になる病気・症状

「ATL」はHTLV-Iウイルスによって起こる血液の病気

 

HTLV-Iウイルスで起こされる病気は一つではありません。

そのうちの一つ、成人T細胞白血病とは、どのような病気でしょうか?

 

HTLV-Iによって引きこされる病気

感染すると、持続感染という期間を経て、つぎのような病気が発症することがあります。

 

成人T細胞白血病(ATL)

HTLV-I関連脊髄疾患(HAM)

ブドウ膜炎(眼球内のブドウ膜の炎症)

 

これ以外にも、関節炎や気管支炎が起きることがわかっています。

 

40歳以上で発症

成人T細胞白血病は、若いうちはほとんど発症しません

40歳をすぎると、キャリアの1000人に年間1人程度の割合で発症すると言われています。

これは、タバコによる肺癌の発生率の1/5程度と言えます。

 

ATLに見られる症状

ATLを発症すると、つぎのような症状が見られます。

リンパ節が腫れる

・皮膚に赤い発疹や盛り上がったもの(皮膚紅斑)ができる

下痢、腹痛

・全身の倦怠感

 

ATLは血液の免疫機能が壊される

ATLでは、血液中のT細胞と呼ばれる免疫を司る細胞がウイルスによってガン化します。

そのため、免疫機能が低くなり、いろいろな病原菌に感染しやすくなります。

エイズなどに見られるようどこに、どこにでもいる菌に感染して重篤な症状になったりするのです(日和見感染)また、検査をすると、血液中に「花びら様細胞」とよばれる異常な形の血球が出現します。

 

 

確実な治療方法

ATLには、まだよい治療方法が見つかっていません。

抗がん剤などを使って、症状を食い止める方法が主になります。

ATLの治療経験がある病院を選び、最新情報を得ながら治療を進めることがよいでしょう。

 

(Photo by://www.ashinari.com/2012/05/26-362577.php)

著者: rosyさん

本記事は、2016-08-01掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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