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介護・認知症

徘徊する高齢者の心理と対応法

徘徊をする認知症の高齢者には、本人なりの「やむにやまれぬ事情」があって徘徊をしているケースがほとんどです。物理的に高齢者を拘束し、閉じ込めて徘徊を防ぐのではなく、精神的に落ち着いて過ごせるよう工夫する方が有効です。

  

今いる場所がどこか、いつでも確認できるようにする

「ここは自分の家ではない」「自分は今、どこにいるのだろうか?」といった不安から、自分が帰るべき家を探そうと出て行ってしまう高齢者がいます。

 

認知症では、時間・場所を把握できない見当識障害に陥ります。記憶が若いころに戻ってしまう「退行」の症状があれば、子どものころ、若いころに住んでいた家へ帰ろうと徘徊する場合もあります。

 

表札を家の中にも掲げる、住所と高齢者の名前を書いた紙を部屋に貼るなどして、「どうやら、ここは自分の家だ」と確認できるようにしてみましょう。

  

「自分は、ここにいていいのだ」と感じられるようにする

「自分はいつまでここにいてよいのか」「ずっと世話になるわけにはいかない」と、まるでお客さんが帰ろうとするかのように、「お世話になりました」と出ていこうとすることがあります。一緒に暮らす家族は、とても寂しく、ショックを受けるでしょう。

 

認知症でも「迷惑ではないか」「お世話になっている」という気持ちはあります。家族が献身的に介護するほど、そのような気持ちになることもあります。

 

「ずっといてくださいね」「明日も一緒に過ごしましょう」と、日ごろから声をかけてみましょう。できる範囲で家事や雑事を任せ、「家族の一員」「役割がある」と感じられると、落ち着くことがあります。

  

不安に寄り添う

高齢者が徘徊する理由は、全て説明できるものではありません。何となく不安にかられ、徘徊してしまうのかもしれません。話を聞いたり、高齢者に付き合って近所を歩いたりといった積み重ねで、徘徊が減ることもあります。

 

徘徊する高齢者を見守る家族の負担も大きいでしょう。家族が心身にゆとりを持てるよう、訪問介護や通所施設の利用も検討してください。 

(Photo by://www.ashinari.com/

著者: カラダノート編集部

本記事は、2016-08-02掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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