カラダノートみんなの役立つ予防法や対処法
  1. カラダノートTOP >
  2. メンタル >
  3. 統合失調症 >
  4. 治療方法 >
  5. 統合失調症の治療法 薬物治療をする際の注意点

メンタル

統合失調症の治療法 薬物治療をする際の注意点

統合失調症とは、脳の神経機能に異常が見られる病気です。
神経伝達が上手くいかないために、感情のコントロールや正しい意思決定ができず、幻覚や妄想、落ち着きのない行動などの症状が現れます。重症になるとうつ病と似た症状が多く現れます。

この病気の治療方法は、薬物治療や入院治療が一般的です。

 

中でも、軽度の統合失調症で薬物治療をする際の注意点をお話します。
この注意点を守らないと、なかなか症状が緩和せず、重症化する恐れもあります。

 

●副作用があるときは、すぐに医師へ相談


抗精神病薬は、大なり小なり副作用がつきものです。
一般的に副作用は、口の渇きや便秘、眠気などです。
激しい副作用で体調がとても悪い場合などは医師へ相談しなくてはなりません


しかし、軽い副作用であれば(医師が問題ないと判断したもの)副作用が嫌だからといって薬を中断してはいけません
副作用の辛さと病気の辛さ、どちらが辛いかを理解した上で、投薬を続けましょう。

 

●薬が効いて調子が良くても薬を中断してはいけません


薬を中断する人のほとんどは『最近調子が良いので』という理由多いようです。
しかし抗精神病薬には、治療と予防を兼ねた投薬です。
そのため、調子が良いから止めるというのは大変危険です。
抗精神病薬などは、医師の指導の元、少しずつ薬の量を減らすのが通常の投薬治療の方法です。
突然薬を中断する危険性・再発が高くなる危険性があります。自己判断で薬を止めてはいけません。

 

●病気の偏見があっても治療は続けなくてはなりません


精神的病気は昔から偏見があることが多いです。
以前は精神病の発症要因が知られなかったためです。
近年、統合失調症は脳の神経伝達物質の異常や血糖値を調整する機能の異常など、誰にでも起こりうる病気であることが分かってきました。


しかしまだまだ現在でも周知されておらず、偏見があることは確かです。

特に人の目を気にしてしまう性格の人は、統合失調症を認めたがらず、投薬治療も拒否することが多くあります。
しかし、この病気は投薬なしでの完治はとても難しいと言われています。
まずは、病気の要因と治療法を理解することが重要です。

 

●精神状態が悪いため投薬をしなくなることもあります


統合失調症は幻覚や幻聴があることが多々あります。
精神状態が悪化すると、薬が虫に見える…、薬に毒が入っている…などど訴え、投薬を怠ることがあります。
家族に統合失調症がおられる方は、薬の管理を厳重に行わなくてはなりません。
更に通院状態も悪くなると、どんどん症状が悪化しますので、入院を検討するべきだと思います。

 

 

統合失調症は、投薬と生活改善があってこそ治療できる病気です。
投薬をきちんとできるように、周りからのサポートが必要です。
投薬に不安があるときは、早めに医師へ相談しましょう。

 

 

 

(イラスト: by //kids.wanpug.com/illust77.html)

著者: respo naokoさん

本記事は、2016-08-02掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


通報する

治療方法に関する記事

メラトニンの神経保護作用~メラトニンは精神疾患の改善に有用?!

メラトニンは、夜暗くなると脳の松果体(しょうかたい)から分泌され、昼夜の体内時...

統合失調症治療はどう行う?~薬物療法と入院治療

  統合失調症とは、脳の神経伝達物質の調節がうまく働かず、幻想や妄想、多動...


統合失調症の治療

  原因不明な統合失調症であり、問題があるとおぼしき箇所が脳であるだけに、治療...

統合失調症の治療方法~食事改善で血糖値をコントロール!

脳の神経機能がうまく働かず、感情のコントロールや正しい意思決定ができなくるこ...

カラダノートひろば

治療方法の関連カテゴリ

ブックマークは20件まで登録可能です
トップへ戻る