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妊娠時の感染が原因!先天性風疹症候群とは?

 

ここ数年、風疹が国内で流行しています。

予防接種を受けていない世代が、妊娠・出産の世代と重なっていることもありますが、先天性風疹症候群が発生しています。

 

先天性風疹症候群とは

妊娠期、とくに初期に妊婦が風疹に感染すると、生まれた赤ちゃんに起きる可能性がある先天性の疾患です。

 

1. 先天性心疾患

2. 白内障

3. 難聴

 

が三大症状ですが、これ以外にもさまざまな症状が現れる場合があります。

1と2は妊娠初期(3ヶ月程度)に風疹ウイルスに感染した場合に高頻度で起きます。

また、難聴は、妊娠6ヶ月くらいまでの感染でも比較的高い確率で起きます。

 

風疹症状がなくても先天性風疹症候群が起こる

妊婦にあきらかに風疹の症状があった場合だけでなく、不顕感染といって、症状がなくて感染していた場合にも、この先天性風疹症候群が起きることがあります。

妊娠1ヶ月で風疹にかかった場合には50%以上、2ヶ月では35%、3ヶ月では18%の発生確率と言われていますが、不顕感染でも15%という報告があります。

 

妊娠初期の風疹ウイルス量が影響

先天性風疹症候群は、妊娠初期に、体内に大量のウイルスがいると起こるとされています。

風疹に対する免疫が十分にないと、風疹ウイルスを抑えられず、体内でウイルスが増殖してしまいます。

このことから、妊娠前に予防接種が望ましいとされています。

 

家族で風疹予防が最適

以前、風疹の予防接種をしていても、抗体がなくなっている可能性があります。

また、現在の風疹の流行には、20〜40代の男性の感染が大きく影響していると言われています。

人ごみで知らずにウイルスに感染して持ち帰り、家族内で感染が広がる可能性も高いのです。

 

先天性風疹症候群は、根本的な治療はありません。心疾患や白内障は、手術が可能な年齢になってからの手術となりますが、完全な状態に戻るわけではなく、手術の負担も大きなものです。

大事な赤ちゃんを無事に生むためにも、夫婦で風疹の予防接種を受けましょう。

 

(Photo by: //www.ashinari.com/2009/11/30-031776.php)

著者: rosyさん

本記事は、2016-08-01掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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