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気になる病気・症状

常在菌マラセチアによる澱風(しろなまず)と脂漏性湿疹

肌にしろいしみのようなものができていたら、それは澱風(しろなまず)と呼ばれる症状かもしれません。

また、フケが多いのも、カビが原因の脂漏性湿疹かもしれません。

 

真菌(カビ)が原因

あまり知られていませんが、実はわりと発症している澱風は、白く色が抜けたような「白斑」とよばれる状態になることから、”しろなまず”とも呼ばれています。

背中や胸、首、上腕などに、春から夏にかけて発症しやすく、かゆみもないため、自覚症状がないまま悪化することがよくあります。

これは、皮膚にいるカビ(真菌)の一種、マラセチアによるものだとわかっています。

 

マラセチアは常在菌

マラセチアはどこにでもいる常在菌ですが、最近では、アトピーの症状を悪化させるとも言われています。マラセチアによる脂漏性湿疹は、アトピーのような皮膚状態になり、頭部や顔面に赤い発疹とフケのような付着物ができます。

これは不衛生にしているからというものではなく、抗真菌薬による治療が必要な感染症です。HIVなどの免疫不全の患者では、初期の日和見感染としてこうした感染症が多発します。

 

マラセチアは「脂」がすき

マラセチア菌は、皮脂を好む性質があり、毛穴の皮脂分泌を狙って増殖します。

頭皮などにマラセチアによる脂漏性湿疹が出た場合には、皮脂をとり、抗真菌薬成分が配合されているシャンプーも出ていますので、こうしたものを使うのも効果的です。

また、ビタミン不足が原因の場合もあり、治療では抗真菌薬とともにビタミン剤が処方されます。

 

澱風(しろなまず)も、白くぬけたところが元に戻るにはしばらくかかりますが、適切な抗真菌薬での治療が必要です。

こうした常在菌による発症は、体力や免疫力が低下している場合もあります。

自己判断せずに、皮膚科に相談して適切な治療を受けましょう。 

(Photo by: //www.ashinari.com/2012/08/20-367476.php)

著者: カラダノート編集部

本記事は、2016-07-28掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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