カラダノートみんなの役立つ予防法や対処法
  1. カラダノートTOP >
  2. 育児・子供の病気 >
  3. ケガ・応急処置 >
  4. 虫刺された >
  5. マダニ >
  6. 野山へのハイキングには要注意!ダニが媒介するリケッチアとは

育児・子供の病気

野山へのハイキングには要注意!ダニが媒介するリケッチアとは

山歩きは楽しいものですが、こうした場所にも感染の危険が隠れています。

 

新興感染症である日本紅斑熱

この病気は、1984年に徳島県で発見された新しい病気です。

現在までに、日本でしか発見されておらず、また関東から西の地域だけに見つかっています。

ツツガムシ病は国外でも発生していますが、日本国内だけに見つかっているこの日本紅斑熱も、ツツガムシ病と同じ細菌リケッチア(ダニなどの節足動物を媒介者として人に感染し、リケッチア症を引き起こす菌の総称)が原因です。

 

ツツガムシ病のリケッチアとは近縁ですが、別の菌です。

このリケッチアには、ロッキー山紅斑熱の原因菌もあります。

 

マダニが感染を媒介

リケッチアは、他の動物の細胞の中でだけ増えることができます。

日本紅斑熱リケッチアも、ツツガムシ病と同様に、森林に生息するマダニに感染しています。マダニが動物から吸血するときに、動物にリケッチアを感染させます。リケッチアに感染している動物から吸血することでマダニも感染します。

また、感染しているマダニが生んだ卵から生まれたダニも、リケッチア菌を持っており、生まれながらに有毒なダニがいることもわかっています。

 

高熱・紅斑・刺し口

症状はツツガムシと同じように、発熱・発疹・刺し口が特徴的な症状です。

刺されてから2〜8日で頭痛や発熱、倦怠感、筋肉痛が始まり、紅斑が出ます。

治療ではテトラサイクリン系抗生物質が有効なので、リケッチアと正確に診断し、迅速に治療することが大切です。

 

発生は春から初冬まで

4月〜11月に発生がみられ、特にマダニが吸血を行う夏に多くみられます。

マダニは森林や山地に生息するため、ハイキングや田畑での作業中にしばしば感染が起きています。

2007年には98例が報告されており、1984年の発見から増加傾向ともいえる状況です。

また、2008年までに4名の死亡例が報告されています。

 

ツツガムシよりも長期間発生するので、ハイキングや山の近くでの作業などは、肌を露出しない服装を心がけましょう。

(Photo by://www.ashinari.com/2013/07/06-379777.php)

著者: rosyさん

本記事は、2016-07-28掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


通報する
おすすめ記事

楽しいアウトドア♪でも虫刺されには注意!マダニ、ハチ、ケムシ…虫に刺されないための予防策

  1. 育児・子供の病気
  2. ケガ・応急処置
  3. 虫刺された
  4. マダニ

これから訪れる季節、夏。夏は、山や川、海辺などにハイキングやキャンプ、バーベキューを目的に出かける機...

マダニに関する記事

感染症の媒体になっている可能性も!マダニに刺されやすい場所はここ!

  高温多湿の日本の夏は、ダニの発生も気になる季節です。ダニというのは家の中だけ...

こわいマダニから体を守るには?虫よけスプレーは基本!特に足を守るのが大切です

  キャンプなどで自然の中に行くとき、虫の対策はしているでしょうか?近年、特にマ...

ケガ・応急処置の体験談

生後2か月ソファからの転落

私の不注意で二ヶ月のとき息子がソファーから落っこちてしまいました。うちは完母なのですが、その頃なぜか...

ハイターを!?動き出した0歳児は何するか分からない!?

先日8か月の次男がキッチンハイターを棚の奥から勝手に取り出してきて倒してひっかぶるという事件が......

カラダノートひろば

マダニの関連カテゴリ

ブックマークは20件まで登録可能です
トップへ戻る