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ついつい放置しがちな乳製品 長期保存が招く「エルニシア菌」食中毒とは

チーズ

 

「エルニシア菌食中毒」をご存知ですか?

ノロウイルスやブドウ球菌のようによく聞く名前ではありませんが、世界中でよくある食中毒のひとつなのです。

 

■エルニシア菌とは?

エルニシア菌は腸内細菌科のエルニシア属菌のことです。エルニシア食中毒やエルニシア感染症と呼ばれるのは、このエルニシア属菌に属する菌が原因菌となる感染症の総称です。

人間に対し病原性があるとされているのは3種類のエルニシア属菌で、そのうちの2つが食中毒症状を起こします。

これらの菌は普段、家畜などに保菌されていることが多く、人間への感染は汚染された食肉などを介しての経口感染です。

 

■原因となる食品は?

過去にエルニシア菌食中毒の原因となった食品は主に、牛乳、乳製品、食肉です。

特に、エルニシア・エンテロコリチカという菌は5℃以下でも増殖するという特徴があります。そのため、汚染された食肉などを冷蔵庫で長期保存していると、増殖して他の食品をも汚染し、二次感染する場合もあります。また、冷蔵保存中に庫内の大量の食品を汚染したことにより、集団食中毒の原因となることもあります。その他、井戸水からの感染も報告されています。

 

■予防方法は?

エルニシア菌は寒さには強く5℃以下でも活発に増殖しますが、熱には弱いので、加熱調理で完全に予防することができます。

 

気をつけるべきことは

 

・食肉はしっかり加熱調理する

・調理後はなるべく保存を避け、早めに食べる

・長期冷蔵保存はしない(特に食肉)

・保存する場合は、他の食品と接しないようにする

・なるべく冷蔵保存ではなく、冷凍保存にする

・まな板などの調理器具は熱湯消毒や漂白剤による消毒をする

 

 

エルニシア菌による食中毒は、衛生管理や調理法・保存の仕方に気をつけることでほぼ完全に防げる食中毒なので、しっかり予防につとめましょう。

 

 

(イラスト by: //www.irasutoya.com/2013/05/blog-post_5557.html )

著者: ミシェルさん

本記事は、2016-08-01掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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