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気になる病気・症状

人の小腸粘膜で増殖する?食中毒の原因「SRSV」とはどんなもの?

Doctor

 

ニュースなどで時々耳にする「小型球形ウィルス SRSV」ですが、どんなものか知っていますか?

 

■SRSVとは?

ニュースなどで「SRSV(エスアールエスヴイ)」と読まれるのを聞いたことがあると思います。これは、

 

 Small 小さい

 Round 球体の

 Structured 構造をした

 Virus ウィルス

 

というのが正式なもので、これを略してSRSVと呼んでいます。

 

このウィルスは、人の小腸粘膜でのみ増殖するという特徴を持ちます。そのため、他の食中毒菌と違って、食品の中では増殖できません

 

 

 

■SRSVによる食中毒

SRSVによる食中毒は、大きく分けると2種類のウィルスによる物がほとんどです。一つはノロウィルス属のウィルス、もう一つはサポウィルス属のウィルスによるものです(他にもありますが、ほとんどがこのどちらかです)。

日本国内では、以前SRSV食中毒と呼ばれていたものが2002年以降、ほとんどの場合ノロウィルス食中毒と呼ばれています。(ほとんどの場合が他のSRSVによるものではなく、ノロウィルス属による食中毒であることが理由かと思われます。)

 

■食品が汚染されるのはなぜ?

先に書いた通り、SRSVは人間の小腸粘膜でしか増殖しないという特徴があります。

でも、食中毒が起きて情報を見てみると、カキなどの二枚貝を食して食中毒になることがほとんどのようです。なぜでしょうか?

これは、人間の小腸内で増殖したSRSVが排泄され、下水を通して河川や海に流れ込むからです。この川や海などで生息するカキなどの体にSRSVが取り込まれ、それを食べることで人間の体に入ります。そしてまた小腸内で増殖する、というぐあいです。

  

 

SRSVは、人間の体に入り込んでも、必ず食中毒症状を起こすとは限りません

嘔吐や下痢などの症状が出るかどうかは、感染した人の免疫力や抵抗力によって決まります

普段から体調管理に気をつけ、免疫力や抵抗力が正常であれば、食中毒症状をほとんど起こすことなくウィルスは体外に排出されるということです。

日頃からの健康管理が大切だということですね。

 

 

(Photo by: //www.photo-ac.com/main/search?q=%E5%8C%BB%E8%80%85&srt=dlrank )

著者: ミシェルさん

本記事は、2016-07-29掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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