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人間の免疫の8割を占める腸管免疫とは?腸内環境と免疫の関係

 

腸内環境は腸だけの問題だから特に全身に影響が出ることはないだろう、と思っている方も多いようです。

腸の働きの中心となるのは栄養分の吸収・水分の吸収ですがそのほかにもさまざまな働きがあり、全身の体調とも関わっているのです。

ここでは、腸内環境と免疫についてみていきます。

 

●腸管免疫とは?

近年注目されているもののひとつが腸管免疫という言葉です。名前の通り腸の免疫なのですが、この腸管免疫が人間の免疫の8割を占めていると考えられます。

体全体の免疫を作っているのが腸管免疫といっても過言ではないくらい、腸と免疫はかかわっています。

腸管免疫をアップさせるためにはやはり腸内環境をよくすることが一番です。

免疫力が落ちている場合は腸内環境の改善が必須ですが、実は腸内環境の悪化は免疫力の低下だけではなく免疫のバランスを崩すこともわかっています。

 

●自己免疫疾患とのかかわり

独立行政法人理化学研究所の研究によって腸内環境が悪いと全身の免疫システムをおかしくすることがわかりました。

自己免疫疾患にはアレルギーなどがありますが、これは本来体に無害なものを有害と判断して勝手に攻撃してしまうのが問題です。

体にやってくる敵が本当に敵なのかどうかを判断するのがIgA抗体というもので、IgA抗体を作るために働いているのがB細胞、指示を出しているのがヘルパーT細胞です。

ヘルパーT細胞があると細胞の表面にはPD-1という物質が出てくるのですが、このPD-1がないマウスはそのほかのマウスに比べて自己免疫疾患を発症しやすいことがわかっています。

今回はPD-1のないマウスの腸管を調べて、悪玉菌が400倍増加していることを確認しました。

どうじに、IgA抗体を作れと指示を出すヘルパーT細胞が本来の数の3倍増えていることがわかりました。

ヘルパーT細胞の指示を受けてB細胞がIgA抗体を作り、敵ではないものまで敵と判断してアレルギー症状等を引き起こします。

このことから、腸内環境の悪化はアレルギーなどにつながる可能性があると結論付けられました。

 

腸内環境の悪化は免疫力を下げたり、免疫のバランスを崩したりします。

腸内環境を整えることが健康にもつながります。

 

(Photo by: [//www.ashinari.com/2012/05/22-362268.php])

 

著者: あさこすさん

本記事は、2016-07-31掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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