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全哺乳類がかかる可能性のある狂犬病 その恐ろしい段階的症状

 

未だに年間数万人の人間の死者と数十万の動物の死亡が報告されている狂犬病は、特に発展途上国では油断できない感染症です。油断できないというのは、誰もが感染する危険性があることに加え、発病したらほぼ患者が死亡するということ、そして発病した場合の治療法が現代の医学でも確立されていないということにあります。

 

 

感染から発病まで

狂犬病が人間に感染するには、狂犬病に感染した動物(犬やキツネ、コウモリなどの哺乳類)からウイルスをもらうことで起こります。多くの場合は感染源の動物に咬まれることによって感染しますが、なめられたりして唾液が血液や粘膜と接触することによっても感染の可能性はあります。

狂犬病ウイルスに感染すると発病までに潜伏期間があります通常は13ヶ月の潜伏期間ですが、中には潜伏期間が1年を超えるケースも、逆に1週間というケースもまれにあります。長い場合では感染してから発病まで7年の潜伏期間があったという例もあるようです。

 

症状

狂犬病ウイルスが体内で進行していき、脊髄に達すると初めて症状が出ます。この時期に特徴的な症状は以下のようなものです。

・咬まれた傷が治ったのに、再び痛む

・咬まれた古傷のまわりがかゆい

・傷口付近の筋肉がけいれんをおこす

・発熱

・倦怠感

これらの症状は他の病気とも間違えやすく、気にしないで過ごしてしまうことも多くあります。

 

次に狂犬病ウイルスが脊髄から脳に達すると症状が変わります

・強い不安感を感じる

・恐水症

狂犬病に非常に特徴的な症状が恐水症です。この時期になると、水を飲もうとしたときにのどの筋肉がけいれんして強い痛みを感じるようになります。そのため、水を避けるようになるのが恐水症の症状です。この特徴的な症状から狂犬病は恐水病と言われることもあります。

 

さらに進行すると、以下のような症状が見られます。

・高熱

・全身のけいれん

・こん睡状態

これらの状態を経てやがて死亡してしまうのが狂犬病です。

 

 

 

発病後の治療の方法は確立していませんが、感染後すぐにワクチンを接種数回摂取することで多くの場合、救命可能になります。しかし、危険性を知らずにいると、潜伏期間にワクチンを打つチャンスがあるにも関わらず発病してしまうこともありますので、正しく知っていることが大切です。

 

 

(Photo by: [//www.ashinari.com/2008/08/11-006283.php])

 

著者: Roddyさん

本記事は、2016-07-28掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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