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気になる病気・症状

ネコから感染るかも?!ウルセランス菌

 

あなたの飼っているネコは、くしゃみや咳を多くしていませんか?

ネコから感染する病気「コリネバクテリウム ウルセウス」菌を持っているかもしれません。

 

イギリスで約60例のウルセウス菌感染

日本では2001年からまだ6例しか発生していませんが、ジフテリアと同じ毒素を産生する「ウルセウス菌」は、イギリスなどで頻発しており、厚生労働省でも警戒を強めています。

 

ジフテリア毒素を持っているウルセウス菌の出現

ジフテリアは、ジフテリア菌がのどや鼻、扁桃などに感染して起きる病気で、重症化すると昏睡や心筋症などの全身症状を起こし、命に関わることもあります。

ジフテリアの感染だと診断されると、保健所の届け出が必要になり、特定の病院に入院しなくてはなりません。

幼児期に、DPT三種混合ワクチンを接種していれば、ほとんど悪化することはありません。

 

ウルセウス菌の一部に、このジフテリア毒を持った菌が見つかっており、海外ではジフテリアと同じ重大な感染症として扱われています。

ジフテリアと同じように、DPT三種混合ワクチンを受けていれば、通常感染しませんが、まれに予防接種を受けていても感染することがあります。

 

風邪のような症状から始まる

人が感染すると、発熱、鼻水、くしゃみといった風邪のような症状が現れます。また、首のリンパ節が腫れることがあります。風邪薬では治りませんので、抗毒素と抗菌剤療法が必要です。

この菌は、おもに動物との接触や飛沫から感染します。

海外では、牛乳からの感染例もあります。


風邪症状の動物には注意を

くしゃみや咳をしている動物は、菌を持っている可能性があります。

症状がなくても感染している場合もありますから、注意が必要です。

 

飼っている犬やネコに、咳やくしゃみ、鼻水などの症状や、皮膚炎、粘膜潰瘍などがあったら、早めに獣医師の診察を受けましょう。

また、このような動物に触れる場合には、手袋とマスクをし、触った後は十分手洗いをしましょう。

 

(Photo by://www.ashinari.com/2013/05/28-378837.php)

著者: rosyさん

本記事は、2016-08-02掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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