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破傷風の感染経路は身の回りに!

 

破傷風という感染症は誰でも感染する可能性のある疾患です。日本では1950年頃には、年間で約2000人の患者数が報告されており、死亡者数は約1500人に報告されている致命率の高い感染症でした。現在では年間の患者数は数十人にまで減っていますが、死亡者はそのうちの2割から5と、未だ致命率の高い感染症であると言えます。

 

 

どの様に感染する?

破傷風を引き起こす破傷風菌は、地表から数㎝付近の土や泥の中などの、酸素が少ない環境で生息し、増殖する細菌です。また、生息に適さない環境であっても芽胞というかたい膜に覆われた冬眠状態になっています。傷などから砂粒など土の一部が体内に残ると、これらに付着していた破傷風菌が体内に侵入することになり、破傷風に感染します。

破傷風菌との接触を人の生活の中で完全に遮断することは難しく、それゆえ、破傷風菌は誰にでも感染する可能性があると言えるのです。破傷風菌は転倒した時土いじりをしている時の感染が多く報告されています。非常に些細な傷からでも侵入してしまうため、侵入部分が特定できないこともあります。

 

予防方法

破傷風の予防としては破傷風トキソイドによる予防が非常に効果的です。日本では混合ワクチンなどで破傷風の予防接種が行われています。小学校6年生で受ける二種混合ワクチンの接種後、5年から10年は有効に効果があるとされています。これにより破傷風の基礎免疫がつき、年少期での感染の可能性は激減します。

一方で、小学校6年生でのワクチン接種後、その効力を失った後は5年から10年に一度のスパンでワクチンの追加接種を受ければ、予防効果を持続させることができます。しかし、実際破傷風という感染症を念頭に置いて生活していると言う人は少なく、これは、現在の日本での破傷風死亡者の多くが45歳以上ということとも合致します。

 

 

破傷風感染は土いじりの際、あるいは釘などで深く傷をつけた際に気をつけるという認識しかない場合が多いと思いますが、実際のところ破傷風の危険は生活の至る所にあるということを知っておかなければなりません。

 

 

 

 

(Photo by: [//www.ashinari.com/2009/07/22-024968.php])

 

著者: Roddyさん

本記事は、2016-08-02掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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