カラダノートみんなの役立つ予防法や対処法
  1. カラダノートTOP >
  2. 気になる病気・症状 >
  3. 感染症 >
  4. 破傷風 >
  5. 高い死亡率!破傷風を引き起こす破傷風菌とは

気になる病気・症状

高い死亡率!破傷風を引き起こす破傷風菌とは

 

破傷風というと、くぎで刺したような深い傷が原因となって引き起こされるという印象があるかもしれませんが、破傷風の原因である破傷風菌の侵入経路は、感染者全体の4分の1が侵入経路が不明と言われるほど、些細な傷からでも感染の可能性があるのが破傷風です。

 

 

高い死亡率

破傷風は発症後の治療が困難で、比較的高い確率で死に至る病気とされています。平均的な死亡率は30%以上で、高齢者になるほどその確率は上がります。予防接種などの効果もあって、1年間の患者数が数千人ということはなくなりましたが、今でも年間数十人の患者が報告されていて、その9割以上が30歳以上の成人であるということです。

 

深い傷は最も危険

破傷風の原因となる破傷風菌は空気の少ない場所で活発化し、空気の多い場所では冬眠状態になっています。そのため、浅い傷では空気に多く触れるので破傷風は発症しづらく、刺し傷などの深部に届く傷は注意が必要だとされるのが一般的です。

 

消毒すれば平気 ではない

菌と聞くと、すぐに傷を消毒すれば有効なのではないかと考えてしまうかもしれません。しかし、それは全く違います。破傷風菌は上記のとおり冬眠状態になって土の中にいることが多くあります。このとき破傷風菌は芽胞というかたい殻に覆われているのですが、この殻が非常に強いのです。熱湯にも強ければ、紫外線照射にも強く、ましてや人の体には害を与えない程度の消毒薬で死ぬことはないのです。ちなみに芽胞を死滅させるには120度の中15分間加熱する必要がありますが、それは人間の体が持つわけがありません。

 

 

誰でも感染する危険がある以上は、それについて正しい知識を持っていることが大切です。破傷風は発症してからでは治療が困難になりますので、先手で治療を開始できるようにしましょう。

 

 

 

 

(Photo by: [//www.ashinari.com/2009/04/28-018337.php])

 

著者: Roddyさん

本記事は、2016-08-01掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


通報する

破傷風に関する記事

破傷風菌の進行を食い止める!受傷後の予防的措置

  子どもの頃のワクチンで、一定の期間は破傷風に感染する恐れが少ないですが、2...

40歳以上は破傷風の抗体を持っていない?ワクチンで重症化を防ごう!

破傷風とは、主に土壌中由来の常在菌によって起こされる感染症です。 「口のつっぱ...


速やかに始めることが大事!破傷風の軽症・重症の治療

予防接種を受けていれば破傷風に感染する可能は非常に低いのですが、小学6年生で...

破傷風には3種類ある!

  破傷風とひと口に言っても、これには局所型破傷風、脳型破傷風、全身型破傷風の...

カラダノートひろば

破傷風の関連カテゴリ

ブックマークは20件まで登録可能です
トップへ戻る