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速やかに始めることが大事!破傷風の軽症・重症の治療

予防接種を受けていれば破傷風に感染する可能は非常に低いのですが、小学6年生でワクチンを接種した後は、年齢を重ねるほどに予防接種の効用は低下していきますので、そのことも鑑みた上で適切な処置を行う必要があります。これらの免疫の有無や症状のあらわれ方で破傷風と判断された場合は、速やかに治療を始めることが重要です。

 

 

傷を開いて洗浄

破傷風菌の侵入した傷が断定できる場合は、その傷を開いて洗浄し、異物の除去を行います。また、傷口に残っている破傷風菌を減らすために抗菌薬を点滴します。また、抗破傷風ヒト免疫グロブリンによって破傷風菌がつくる毒素を中和する方法もとられますが、すでに破傷風菌の毒素が神経系と結合してしまっている場合には効果が得られません。また破傷風菌を減らすために長期間にわたって静脈から抗生物質を投入します。

傷の切開や抗破傷風ヒト免疫グロブリン投与は比較的早期の段階で行われます。

 

症状が重篤化した場合

けいれんや血圧の低下など病気が進行すると、重篤な症状が現れてきます。また、合併症として、激しいけいれんの結果筋肉が壊れてしまったり、骨折してしまったり、窒息することもあります。そのため、重篤な症状に移行した場合は、呼吸筋のけいれんにより呼吸ができなくなることがあり、呼吸管理や血圧管理が可能な集中治療室で全身管理を行いながら、治療を行うことが望ましいとされています。また、けいれんに対しては抗けいれん薬や鎮静薬を投与します。

また、回復した後でも十分な免疫ができていない可能性があるので、ワクチン接種をして免疫を得ることが望ましいです。

 

症状が進行する過程で引きつり笑のような症状が見られることがあります。その段階で病院を受診し、すみやかに治療を開始することが大切です。もしけいれんなどの全身的な症状が見られる場合は救急あるいは外科か内科を受診するとよいでしょう。

 

 

 

 

(Photo by: [//www.ashinari.com/2008/08/20-006803.php])

 

著者: Roddyさん

本記事は、2016-08-03掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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