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死亡率の高い新生児破傷風・・予防には妊婦のワクチン接種が重要!

 

破傷風全体の中でも最も多い、全身のけいれんなどの症状が見られる全身型破傷風は、ワクチンなどの予防策があるにしろ、発症してしまえば死亡率が高い感染症です。ワクチン接種などの推進により、日本ではその数を減らしていますが、新生児に発症する新生児破傷風などは世界の新生児の死亡原因の一つにもなっています。

 

 

新生児破傷風とは?

新生児破傷風とは新生児に見られる全身型の破傷風です。破傷風の免疫を持っていない母親から生まれた新生児に見られることがありますが、主な原因は出生時の衛生環境で、へその緒の切断にあたり、不衛生な処置をしたような場合に破傷風菌の芽胞によって新生児のへその緒の切断面が汚染されることによって多く見られます。そのため先進国ではあまり発症しない病気ですが、発展途上国では多く見られる病気です。日本では1995年を最後に新生児破傷風の報告はされていません。

 

新生児破傷風の症状

潜伏期間は出生後414日間とされています。新生児に特徴的な症状としては吸乳力の低下などがあります。発症してしまうと6090%の高確率で10日以内に死亡します。

 

妊婦の免疫

新生児破傷風と共に妊婦の破傷風感染も多くあります。この妊産婦破傷風は妊娠終了から6週間の間に多く見られます。妊産婦破傷風と新生児破傷風の予防としては、どちらも妊婦に免疫をつけることで共通するので、妊婦のワクチン接種が重要になります。一度もワクチンの接種を受けたことがない場合、一度のワクチン接種だけでは十分な免疫を得ることができないので、遅くとも出産の2週間以上前までに2回目のワクチン接種をすることで、妊産婦破傷風、新生児破傷風の予防に役立ちます。

 

 

衛生管理が比較的高水準の日本では見られにくい新生児破傷風ですが、世界、特に発展途上国に目を向けるとその数はどうしても多くなります。しかし、WHOの取り組みなどにより、新生児破傷風の発生はある程度まで減少してきているそうです。

 

 

 

(Photo by: [//www.ashinari.com/2011/05/22-347845.php])

 

著者: Roddyさん

本記事は、2016-08-02掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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