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介護・認知症

スムーズに清拭を行うための手順

全身の清拭は、拭く順番を決めて手際よく進めていきましょう。介護者と高齢者の負担が軽くなります。

 

タオルの汚れかた、体位変換の回数などを考え、合理的な手順を紹介します。

  

基本的な流れ

「末端から体の中心部へ」「上半身から下半身へ」というのが、全ての基本です。血液の循環を考慮した流れですが、この順序だとタオルの汚れ具合も少ない方から多い方へとなり、タオル交換の頻度を減らせます。

 

拭くときにも、体の部位ごとに「末端から体の中心部へ」を心がけると、マッサージ効果があります。

  

全身清拭の場合

高齢者が寝たままの姿勢で清拭を行うなら、「末端から体の中心部へ」「上半身から下半身へ」の原則を踏まえ、顔~両腕~首・腕・腹部~両足~背中~臀部・陰部が良いでしょう。この順序だと体位変換が1回で済み、介護者の肉低的負担も軽くなります。

 

具体的には、顔から拭き始め、両手先~腕~上腕と進めていきます。

 

上半身の体幹部は、首~胸~腹の順で拭いていきましょう。面積が広いので、大きめにタオルを折りたたみ、素早く拭いていきます。

 

タオルを替えたら両足先から下肢・大腿部と拭き上げます。ここで高齢者に側臥位をとってもらい(できない時は介護者による体位変換)、背中の上から臀部にかけて拭きます。

 

最後は念入りに汚れを取りたい臀部と陰部です。背中から臀部を拭いたら、再び仰向けになってもらい、最後に陰部を拭いて終了です。

 

皮膚表面に水分が残っていると体が冷えるので、拭き終えた部分はバスタオルでくるみ、保温してください。最後に乾いたタオルで軽く体を押さえるようにすると、水分が残りません。

  

慣れるまでは手間取りますが、理にかなった順序なので、回数を重ねるごとに自然と身に付くでしょう。 

(Photo by://www.ashinari.com/)

著者: カラダノート編集部

本記事は、2016-08-01掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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