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アフリカや中南米では感染率10%超え!?クリプトスポリジウム症とは

 

クリプトスポリジウム症とは、牛や豚などの家畜、犬や猫、ねずみなどの動物の腸管に常在菌として存在しているクリプトスポリジウム原虫によって引き起こされる消化管感染症です。従来はこれらの動物の腸管寄生虫原虫として知られていたものですが、1976年になって人での感染がはじめて報告されました。

 

 

クリプトスポリジウム症はどんな感染症?

上記のような動物に寄生している原虫が、嚢胞体あるいはオーシストという球体の袋状の形で、飲食物を介して経口摂取によって人に感染します。この原虫が小腸の腸管上皮細胞の微絨毛に侵入し、分裂・増殖することによって症状が現れます。

クリプトスポリジウム症は全世界で見られるもので、年齢による差や性別によるかかりやすさの差はありません。日本でも水道水やプールにおいて集団感染が起こったことがありましたが、アフリカや中南米など感染率が10%を超える国もあります。

 

クリプトスポリジウム症の特徴

自然環境の中でクリプトスポリジウム原虫は嚢胞体の形で存在しています。クリプトスポリジウム原虫は-20度以下の環境で30分、あるいは、常温の乾燥した環境で1日から4日で感染力を失ってしまいます。滅菌の方法としては乾燥、または70度以上の加熱によって効果を得られます。

 

感染すると

人の体にクリプトスポリジウム原虫の嚢胞体が摂取されると、潜伏期間が3日から10で症状が出ます。健常者の場合、無症状で自然治癒してしまうこともありますが、免疫機能が低い人が感染すると慢性化や重症化の危険があります。また、初めて感染したときには比較的症状が重くなる傾向がありますが、半年から1年以内の再感染のときには症状が軽くなるか、症状を感じることなく過ごしてしまうこともあります。

 

 

日本での感染例は、集団発生のような特別な例を除くと、海外旅行者やHIV感染者、獣医学の関係者が多く、一般の感染は多くありません。

 

 

 

(Photo by: [//www.ashinari.com/2012/08/28-368139.php])

 

著者: カラダノート編集部

本記事は、2016-07-28掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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