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急性胃腸炎を引き起こす?集団感染の原因SRSVとはどんなウイルス?

 

SRSV(小型球形ウイルス)は人に感染し、嘔吐や下痢などを伴う急性胃腸炎といった食中毒に多い症状を引き起こす代表的なウイルスです。日本では、平成9年の食品衛生法施行規則の改正によって、SRSVが食中毒の原因物質のひとつに加えられたことで、広く認識されるようになりました。

 

 

SRSVの特徴

SRSVSmall(小さい) Round(球形の) Structured(構造をした) Virus(ウイルス)の略です。

11月から3月の寒い時期にかけて多く発生し、典型的な例では生ガキを食べることによって集団食中毒が起こるなどがあります。電子顕微鏡で観察すると小さな球形をして見えることから小型球形ウイルスと言われています。SRSVウイルスは食品中では増殖することはありません。人の体内、特に腸内に入ったときに増殖し、ふん便として排出されます。

ウイルス性食中毒の発生のうち、SRSVが原因となるものは全体の大部分を占めます。統計によると発生件数に対して患者数が多く、これはSRSVが集団食中毒を起こしやすいことをあらわしているものと考えられます。つまり、SRSV感染は、一般家庭はもちろんですが、飲食店やホテル、学校、老人ホームなどで比較的大規模な感染が発生するということです。

 

感染源となる食品

これまでの感染例の中で、原因食品が特定あるいは推定されたものの中では生カキによる食中毒が最も多くあります。他にも、加熱が不十分の貝類からの感染や、給食や仕出しされた弁当からの感染、寿司からの感染、宴会料理からの感染などが挙がります。カキが典型例とされているのは、唯一カキが、冬場に、生で、貝全体を食べるからと考えられています。

 

 

SRSVという概念があらわれたことで、従来で原因不明とされていた食中毒の多くはSRSVが原因のものだったと推定されました。

  

(Photo by: [//www.ashinari.com/2011/08/08-348798.php])

 

著者: カラダノート編集部

本記事は、2016-07-28掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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