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熱に強いセレウス菌 その嘔吐毒がもたらす嘔吐症状について

 

セレウス菌による食中毒は2種類の症状に分かれます。一つは嘔吐型の食中毒で、もう一つは下痢型の食中毒です。日本でセレウス菌による食中毒が起こった場合、そのほとんどが嘔吐型というくらい嘔吐型が発症する割合が多くあります

 

 

嘔吐型の嘔吐毒

嘔吐型の食中毒は、食品中でセレウス菌が生産した毒素を摂取することにより発症します。この毒素を嘔吐毒と呼びます。この嘔吐毒は分子量4000以下という量の毒素では126度の温度で90分間加熱しても、死ぬことはありません

 

嘔吐型による症状

嘔吐毒に汚染された食品を摂取してから、症状が発症するまでの潜伏期間は通常1時間から3時間ほどです。時には30分というときもありますし、5時間後に症状があらわれるということもあります。症状としては以下のようなものです。

・吐き気

・嘔吐

・腹痛

・悪心

これらの症状は黄色ブドウ球菌食中毒と大変似ています。ときどき下痢の症状が見られることもありますが、通常発熱は見られません。嘔吐型の症状は重症化することはほとんどなく、症状は24時間未満でおさまることが多くあります。

 

必ず発症するわけではない

セレウス菌を体内に摂取したからと言って、かならず食中毒になるわけではありません。少量であれば発症することはありません。セレウス菌によって食中毒が引き起こされるためには食物1gの中に100万個以上のセレウス菌が含まれていることが必要と考えられています。

 

 

嘔吐毒は食品中で増殖するものですので、予防のためには食品の管理が非常に重要です。特に加熱によって死滅することがないので、食材や調理した食品を保存する際の温度環境には気を使いましょう。特に免疫機能が低い高齢者などは重症化しないとは言い切れないため、注意が必要です。

 

 

 

(Photo by: [//www.ashinari.com/2009/11/22-030667.php])

 

著者: カラダノート編集部

本記事は、2016-08-01掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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