カラダノートみんなの役立つ予防法や対処法
  1. カラダノートTOP >
  2. 気になる病気・症状 >
  3. 食中毒 >
  4. エルシニア菌食中毒 >
  5. 冬場に多い!低温細菌のエルシニア菌

気になる病気・症状

冬場に多い!低温細菌のエルシニア菌

 

エルシニア菌食中毒とは、5度以下でも増殖することができる低温細菌のエルシニア菌によって引き起こされる食中毒を指します。

 

 

エルシニア菌とは?

エルシニア菌は、高熱や肺炎などを起こす悪性の病気であるペストを引き起こすペスト菌の仲間で、普段は牛や豚などの家畜に保菌されています。エルシニア菌には種類が5種類あり、そのうちのエルシニア・エンテロコリチカとエルシニア・シュードツベルクローシスの2種類が食中毒を引き起こします。この2つの内でも、主に食中毒の原因となるのはエルシニア・エンテロコリチカです。多くの食中毒原因菌が10度以下では増殖や、毒素の形成といった活動をしなくなるのに対して、このエルシニア・エンテロコリチカは上記のように5度以下の環境でも増殖することのできる低温細菌で、厚生労働省から食中毒菌に指定されています。

 

自然界に広く分布している

エルシニア菌は土の中や水中など自然界に広く存在します。また、豚や牛、犬、猫、ねずみといった哺乳類の腸管にも保菌されています。そのため、汚染された井戸水や湧水、消毒が不十分な水を飲用することなどで感染したり、汚染された豚や牛の肉を食べる、乳製品を飲む、ペットとの接触などによって食中毒が引き起こされます

 

発生頻度は少ないが大規模な感染になることも

食中毒の原因として多いブドウ球菌食中毒などの発生件数と比べると、その発生例ははるかに少ないのですが、学校の給食で集団感染をしたり、仕出しの弁当が原因で感染者が多くなることがあり、感染者数は1000人を超えるほどの大規模になることもあります。

 

 

エルシニア菌は寒冷に強いという特徴から、好冷菌と呼ばれることもあります。この特徴から、一般的な食中毒が多い夏場ではなく、冬場の寒い時期に多いということも知っておきたいポイントです。

 

 

 

(Photo by: [//www.ashinari.com/2009/07/26-025360.php])

 

著者: Roddyさん

本記事は、2016-08-01掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


通報する

エルシニア菌食中毒に関する記事

子供は特に注意!エルシニア菌の症状

  食中毒を起こすエルシニア菌は、主にエルシニア・エンテロコリチカという種類の...

感染源は食肉・牛肉・乳製品 エルニシア菌食中毒の予防法徹底まとめ

  エルシニア菌の特徴は、5度以下の環境でも増殖することができる低温細菌という...


子供に多い「エルシニア菌食中毒」は対処療法がメイン

  子どもであれば頻度の多い下痢症状、虫垂炎のような猛烈な腹痛、あるいは発疹を伴...

様々な病気の原因になりうる「エルニシア菌食中毒」

  食中毒の症状というと、腹痛や下痢、吐き気や発熱などが思い浮かぶのではな...

カラダノートひろば

エルシニア菌食中毒の関連カテゴリ

ブックマークは20件まで登録可能です
トップへ戻る