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気になる病気・症状

突然死の可能性も?!ウェルシュ菌食中毒

 

給食施設やホテルなど、一度に大量の料理をあらかじめ作ることが多い状況での発生が多いウェルシュ菌食中毒は、料理の中でウェルシュ菌が増殖し、体内に取り込んだウェルシュ菌が芽胞を形成するときにエンテロトキシンという毒素を生産することによって発症する感染型食中毒です。

 

 

発症時の症状

ウェルシュ菌が体内に取り込まれてから症状が引き起こされるまでの潜伏期間は、通常6時間から18時間ほどです。一般的には10時間ほどで発症することが多く、1日以上たってから発症するということはほとんどありません。発症した際の主な症状は以下のようなものです。

・腹痛

・下痢

腹痛は特に、ガスがたまっているような腹が張っているような感覚が生じることが多くあります。また、下痢は軟便であったり、水様性の下痢であることが多く1日に数回程度と症状は軽く済むことが多いです。嘔吐や発熱などの症状は、まったくないわけではないですが、きわめて少なく、全体としても症状は1日から2日で回復します。

 

重篤な症状

小さい子供や高齢者では症状が強く出ることがあります。まれではありますが、粘血性の下痢を日に十数回起こす例もあります。

また、ウェルシュ菌は壊死性腸炎といった、腸の感染と壊死を引き起こす、致死的な重症の病気を引き起こすことがあります。これと関連して敗血症になり、突然死する例もあります。ただし、この重篤な症状を引き起こすのは、多くの場合ウェルシュ菌のC型と考えられています。一般的なウェルシュ菌の食中毒を引き起こすのはA型のウェルシュ菌です。とは言ってもアメリカなどではA型のウェルシュ菌による致死的な壊死性腸炎が起こったケースもあり、発病した患者の死亡例もありますが、このケースでは患者は腸の働きを弱めるような薬を服用していたため、ウェルシュ菌の働きが必要以上に効いてしまったとされて考えられています。

 

 

一般的には致死率のとても低い病気ですが、突然死などの可能性があることを考えると、特に子供や高齢者などは油断ができない病気と言えます。

 

 

 

(Photo by: [//www.ashinari.com/2009/03/23-015602.php?category=51])

 

著者: Roddyさん

本記事は、2016-08-03掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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