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気になる病気・症状

激しい腹痛や水溶性の下痢・・・O-157によって引き起こされる症状

 

腸管出血性大腸菌O-157は、一般的な食中毒の原因菌とは異なる部分がたくさんあります。その感染力の強さや、細菌であるにも関わらず低温の環境にも強い耐性を持っていることなど、非常に特徴的です。

 

 

-157の症状

-157が体内に入ってから症状が出始めるまでの潜伏期間は1日から10、平均では4日から8日とされています。これは一般的な食中毒の潜伏期間が、数時間から十数時間であることと比べると非常に長いです。この潜伏期間を経た後に以下のような症状が見られるようになります。

・腹痛

・下痢

・吐き気

・嘔吐

腹痛は激しいものになることが多く、下痢は水様性の下痢が1日の内頻繁に起こります。これらの症状は一般的な食中毒で見られる症状と区別のつかないようなもので、この時点で症状だけではまだO-157と判断はできません。また、1割ほどの割合で最初の症状に、悪寒そう高くない一過性の発熱上気道感染症状を伴うこともあり、これらの症状が非常に風邪の症状に似ています

 

やがて症状が進行してくると血便が出るようになり、鮮血様の血便が見られるようになります。

 

この症状の後数日から2週間ほどすると、1割ほどの割合で溶血性尿毒症症候群(HUS)や、けいれん症状や意識障害などの脳症といった症状が引き起こされることがあります。これらの症状が出た場合、場合によっては死に至ることもあります。

 

・溶血性尿毒症症候群(HUS)

HUSの症状としては、顔の血色が悪くなる顔面の蒼白、全身的なだるさを感じる倦怠感、尿の量が少なくなる乏尿むくみなどが見られます。また、睡眠が十分なのに眠くなりやすかったり幻覚けいれんが起こることもあります。

 

・脳症

脳症の症状は頭痛、上記のような眠くなりやすい傾向不穏多弁幻覚などが予兆として起こります。これらの症状から数時間後にけいれん昏睡といった重篤な症状が引き起こされます。

 

 

成人の場合、感染しても無症状であったり、非常に軽い症状で終わることが少なくありません。しかしその場合でも体内から便などの排泄によって、菌が体外へ排出されていますので、人に感染を広げないように注意が必要です。

 

 

(Photo by: [//www.ashinari.com/2009/06/21-022776.php])

 

著者: Roddyさん

本記事は、2016-07-30掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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