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妊娠・出産

お産より辛いことも?!産後の体の痛みあれこれ

妊娠中に、出産経験者から「産んでからが大変!」「今のうちにゆっくりしておいて」などと言われたことはないでしょうか。産むまでは、出産そのものや産まれてくる赤ちゃんのことで頭がいっぱいで、産後の自身の身体がどうなっているか、ということまで考えることは少ないかもしれません。一体、産後はどういった辛さがあるのでしょうか。

 

出産後の身体は交通事故と同じくらいのダメージ

産後の身体は、出産のダメージを受けている状態です。経膣分娩の場合、赤ちゃんが産道を押し広げて誕生するため、産道周辺に交通事故でうけるような衝撃がかかるとも言われています。

また、胎児がいて大きくなっていく子宮を支えるべく、大きく開いた骨盤や周辺組織も出産で緩んでいるため、グラグラの状態になります。

 

ホルモンバランスも急変

産後はホルモンバランスも大きく変わります。妊娠を続けるホルモンの分泌を抑え、大きくなった子宮を元に戻そうとホルモンを分泌したりするなどの急激な変化が。

またこういった産後の急激なホルモンバランスの変化によって、産後ハイになったり、気分が急に落ち込んで不安に駆られたりと情緒も不安定になりやすくなります。

 

産後の身体はこれらの急激な変化に伴って、様々な痛みを伴う症状が起こります。

 

産後の痛み1.後陣痛・悪露

出産後から数日間、子宮が元に戻ろうと収縮することで痛みを感じます。キューっとした痛みで、夜眠れなくなるほど痛む場合も。

これは陣痛と似たような痛みから「後陣痛」と言われている症状。子宮の回復に伴う痛みですので、この痛みを感じることは自然なことです。

 

また、子宮収縮とともに、子宮内の不要物などが混じった悪露というものが出ます。

個人差がありますが、悪露が出るのは1か月ほど。産後直後から数日は量が多く、トイレに行くごとにパッドを交換しなければなりません。

 

産後の痛み2.帝王切開の傷

帝王切開で出産した場合は、開腹手術の傷がありますので痛みを感じます。そのため、術後数日の間は点滴や投薬によって、痛み止めが使われるケースがほとんどです。

しかし、点滴や投薬の処置が終了すると痛みを感じる可能性も。痛みを感じたら無理をせず、必ず医師に相談するようにしてください。

 

産後の痛み3.会陰切開の傷

出産時に赤ちゃんを取り出しやすくするよう、会陰を切開することがあります。切る瞬間は陣痛などの痛みのほうが強く、切ったことが分からないくらいという声が多いですが、産後は痛みのため、イスに座れず、円座クッションが手放せないという人も多いようです。

  

また、排尿時に会陰切開の傷にしみたり、裂けるのではないかと心配で排便できずに便秘になったりすることもあります。傷口から感染しないよう、トイレの後は清浄綿で前から後ろにトントンと拭くようにしましょう。最近はウォシュレット付きのトイレもありますので、やさしく洗い流すのもおすすめです。

 

産後の痛み4.切れ痔・いぼ痔

分娩時のいきみによって、痔になるケースもあります。この場合も会陰切開の傷と同じく、産後は痔の痛みでイスに座れず、円座クッションを使うことに。

いぼ痔で痔核が外に出てしまっている場合は、清潔な手で、押し戻すようにすると痛みが軽減されます。自然治癒することもありますが、痛みがひどい場合は医師に相談し、塗り薬などを処方してもらいましょう。

 

産後の痛み5.乳房のトラブル

これは「お産より大変だった」という人も多いかもしれません。授乳に伴う、乳房の変化による痛みです。最初からスムーズに母乳育児をスタートさせられる訳ではなく、個人差はありますが、軌道に乗るまで時間がかかります。

  

出産を終えると母乳が作られ始めますが、乳腺が開通していなければ母乳を外に出すことができません。そうなると、作られた母乳は乳房内に溜まったままの状態になってしまうのです。そのため、乳房が張り、ゴツゴツと固くなり、岩の様な状態に。熱を持ちかなりの痛みになります。

  

乳頭が切れて痛む場合も

また、授乳の際も、乳頭が慣れて柔らかく伸びがよくなるまで、何度も皮膚が切れて赤ちゃんがくわえるだけで激痛にみまわれ、授乳が苦痛になることもあります。これらのトラブルは出産前の予防が肝心。妊娠37週以降に、乳管開通マッサージや乳頭を柔らかくするマッサージをしましょう。

  

上記5つのほかにも、子宮内に細菌が感染して発熱したり点滴が必要になったり、腰痛が悪化したり、貧血やむくみがひどくなったり、と産後の身体は大なり小なりトラブルがたくさん起こる可能性があります。痛みがひどい場合は、必ず医師の診察を受けるようにしましょう。

   

 

【参考】体験談:出産がゴールではない!出産後ってこんなに大変!!

 

投稿者:ohana86さん 妊娠がわかり、辛い悪阻を経験し、重いお腹を抱えて仕事をし、寝苦しい夜を越え約10ヶ月の妊婦生活を経て、陣痛の痛みに耐え無事出産したら全て解放されると思っていました。

 

ところが、出産がゴールではないのです。 出産直後は筋肉痛のような身体の痛み、体力の消耗、それに加えて会陰切開の傷の痛みと身体がボロボロでした。会陰切開の傷の痛みは1週間程続き、最初の2,3日は歩くのも辛いし、座る度に痛くて円座クッションなしでは過ごせませんでした。 陣痛・出産についての体験談はよく聞くので、大変なのは予想していましたが、出産後もこんなに痛いなんて誰も教えてくれませんでした。

 

赤ちゃんへの授乳が始まると、おっぱいトラブルに悩まされます。母乳の需要と供給のコントロールができず、おっぱいがパンパンになったり、乳腺がつまってカチカチになって痛かったりします。 頻繁に授乳するので乳首だって痛くなりますし、まとめて寝ることも出来なくなります。 出産直後から1ヶ月近くは悪露が続きます。 私はあまり残りませんでしたが、妊娠線が残る方もいらっしゃると思います。

 

出産前に聞いていたのは、出産後に髪の毛が抜けるということでした。 実際、出産後2,3ヶ月経っても髪が抜ける感じはありませんでした。 体質もあるだろうし、自分は抜けない体質なのかなと思っていたら、出産後5,6ヶ月が経った頃から、抜け毛が気になるようになりました。 ドライヤーをすると手に髪の毛が沢山絡んでいたり、洗面台にも大量の髪の毛が。 こんなに抜けて大丈夫かなと思う程の抜け毛… いつまで続くのか心配です。

 

産後は無理せず、まわりの力を借りよう

冒頭でも伝えた通り、産後の身体は交通事故に合ったようなもの。『みんな出産したら同じような痛みを抱えてるんだ、だから頑張らないと』と、痛みを我慢して無理するのは回復が遅れたり、更なる痛みを引き起こすことになりかねません。

 産後は無理せず、しっかりと自分の身体を休めてください。そして産院や家族の力をかりて、産後の辛さを乗り切りましょう!

   

 (Photo by:http://www.photo-ac.com/)

著者: カラダノート編集部

本記事は、2017-07-17掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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