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妊娠・出産

妊娠中は誰でも貧血になる?知っておきたい!妊娠中の貧血の原因と対処方法

妊娠中はどんどんと体が変化していきます。そのうちの一つに血液の変化、貧血があります。妊娠中は貧血になりがちと聞くこともあるかもしれませんが、どうして貧血になってしまうのでしょうか?今回は妊娠中の貧血について紹介します。

 

妊娠中は血液量が増加

妊娠すると血液の量は、出産するまで少しずつ増えていきます。血液の循環量はなんと、妊娠していない時の1.2~1.5倍に。

 

しかし、血液中の水分となる「血漿」が増加するため、通常濃度の血液が増加するわけではありません。つまり、血液量は増えますが、いつもより血液が薄まっているため、貧血の状態と言えるでしょう。

 

なぜこのような貧血状態になるのかというと、水分を増やして血液をサラサラにすることで、胎盤を通して赤ちゃんにたくさんの栄養を供給するためなのです。

 

【体験談Pick Up】妊娠中の貧血の原因って?

投稿者:rinrinrinさん

妊娠すると、血液の量は増えますが赤血球があまり増えないので血中の赤血球濃度が薄くなり貧血になりやすくなります。また、お腹の赤ちゃんも鉄分を吸収していきますので、さらに鉄分不足になります。

もちろん、そのまま放置し貧血が悪化するとお母さんにも胎児にも影響を与えてしまいます。 お母さんには目眩や吐き気、そして出産時の出血にも対応出来なくなってしまい命に関わってしまいます。 また、胎児には発育不良の為、未熟児で生まれたりすることがあるようです。 (一部抜粋)

 

妊娠中に治療が必要な貧血とは

上記のように、妊娠すると血液が薄まることによって、貧血状態になることは逃れらません。しかしそれとは別に、赤ちゃんに酸素を供給することで母体の鉄分が不足した貧血、鉄欠乏性貧血になることもあります。このケースは治療が必要となります。

 

妊娠中に貧血と判断される基準としては、ヘモグロビン値が11g/dl以下、ヘマクリット値が33%以下である場合です。 

 

妊娠中の貧血が及ぼす影響

妊娠中に鉄欠乏性の貧血になると、どのようなことがおこるのでしょうか。

 

1.胎児の栄養不足

母体が貧血になることで、胎児への酸素や栄養が十分に供給されず、発育遅延を起こすことも。さらには早産や低出生体重児になる可能性もあります。

 

2.出産時の異常出血

貧血によって、出血を止める力が弱まり、分娩時に異常出血になる可能性があります。経膣分娩の場合、平均的に300ml前後の出血量があり、500mlを超えると異常出血となります。

異常出血になると、輸血が必要であったり、大量出血のショックで母体が危険にさらされるかもしれません。

 

3.転倒の恐れ

起立時や歩行時に、貧血によるめまいや立ちくらみが起きて、転倒する危険が。転倒がきっかけで、切迫流産や切迫早産を引きおこしてしまうことも考えられます。また、妊婦自身もけがをしてしまう場合も。

 

妊娠中の貧血の治療方法

それでは妊娠中に鉄欠乏性貧血になった場合は、どのような治療が行われるのでしょうか。

 

1.食事療法

一般的には食事療法が基本となります。予防も含め、貧血の自覚症状がない場合や軽度の段階では、鉄分の多い食事を心がけるだけで改善できることが多いでしょう。

 

2.鉄剤の服用

つわりなどで食事が全くとれない場合や、重度の貧血の場合は鉄剤が処方されます。錠剤が飲めない人や深刻な貧血の症状の場合は、鉄剤注射が行われるケースも。

鉄剤の服用は、赤ちゃんへの悪影響はないと言われています。

 

3.漢方薬の服用

鉄剤が体に合わない、などの理由で服用できない場合は、漢方薬が処方されます。しかし、漢方薬だけでは鉄分を摂取することが出来ません。漢方薬は体内へ鉄分を吸収するのを助けてくれますので、食事療法と合わせて服用することで、鉄分をより効率的に摂取できるようになります。

 

鉄欠乏性貧血と脳貧血との違い

妊娠中に起こりやすいと言われている貧血は、鉄欠乏性の貧血の他にも脳貧血というものがあります。

 

脳貧血は、妊娠中のホルモンの変化により低血圧になってしまったり、大きな子宮に血管が圧迫されることで、血液が頭に行きにくくなり、めまいや立ちくらみを起こすものです。

そのため、脳貧血は鉄剤を服用しても、貧血は改善されません。脳貧血の場合は、まず第一に横になって、安静にすることが大切です。

 

鉄分を意識した食事を心がけて

貧血になりやすい妊婦の身体。貧血が悪化すると、母体にとっても胎児にとってもよいことがありません。

妊娠がわかった時点で予防もかねて、鉄分をたくさん摂れる食事を心がけましょう!

 

(Photo by:https://www.photo-ac.com/)

著者: カラダノート編集部

本記事は、2017-05-20掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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