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メンタル

気をつけよう!治療者への過剰な陽性転移

精神科的な治療をしていく上で、患者から治療者に対する【陽性転移】という現象があります。

 

陽性転移とは、患者が主治医などの治療者に、信頼・尊敬・感謝・情愛・親密感の感情を持つことで、それは治療上とても有効な場合が多いのですが、それが過ぎると得てして悪い方向に向ってしまう事が多々あります。

 

人は誰でも、自分が辛いときに優しくしてもらったり、親身になってもらうと、その相手に対して好意を持つものです。それ自体は正常な心の働きです。

 

精神科でメンタル的な治療を行う場合、その方の症状を親身になって聞き、治療が良い方向に向うように努力します。治療を受ける方は、そういう態度を素直に嬉しいと思うでしょうし、有難いと感じるでしょう。

 

特にうつ病の方の場合、根が素直で几帳面な方が多いため、発病当初はそのような気力もないでしょうが、ある程度症状が落ち着いてくると、自分のために懸命に治療してくれた治療者に対して、信頼・尊敬・感謝・情愛・親密感の感情を持つことが良くあります。

 

治療する側からしてみれば、それは当然のことなのですが、受ける側にしてみれば、それが過剰に出てしまうこともあるわけです。

 

大抵の場合は、患者も大人ですから、それが表面化して大きな問題になることはありませんが、時折自制が出来ず治療者にラブレターを書いてみたり、告白をする方がいます。

 

告白は当然の如く上手くいかないわけで、それが原因でうつ症状が悪化する場合もあります。また入院治療している方の場合、退院するのが嫌で自殺未遂をしたりする方もいます。それでは全くの本末転倒といえるでしょう。

 

治療者を信頼し、好意を持つこと自体は決して悪いことではありません。

逆に、治療には効果的に働くでしょう。

 

人の心や感情は、簡単にコントロールできないものではありますが、それが過剰になりすぎないことも、とても大切なことだといえます。

(Photo by://www.ashinari.com/)

著者: kyouさん

本記事は、2016-07-30掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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