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解離性障害とは?~解離性同一性障害(多重人格障害)~

   

解離性障害(Dissociative Disorder)として有名なものには、解離性同一性障害という、俗に言われる多重人格障害というものがあります。

 

本来「解離」には、心が危機的側面に直面した時に、防衛反応が働き、気が遠くなったり、失神したりするものを言います。

自己の許容範囲を超えた状況に直面した時、一時的に記憶をなくしたりするのも、この解離にあたります。

しかし、日常生活に支障を来たさないものは障害ではありませんが、解離性同一性障害の場合は、明らかに生活に支障を来たすものです。


離人症を伴わない解離性障害としては、宗教などで強い洗脳を受けた後の同一性の喪失や、身体疾患を原因としない意識の混迷や喪失があります。

しかし、これらは精神療法薬物療法である程度短期間で治療の効果が出ます。


解離性同一性障害に関しては、治療がかなりの長期間に及ぶこと、また、治療後に予期しない人格の崩壊などが認められることもあり、同じ解離性障害の中でも重傷度が高いものとして分類されています。

 

多重人格障害の場合、一人の中に複数の人格が存在していることが多く、その人格同志に疎通性のないことが問題とされます。

一つの人格が表出している間は、他の人格は心の奥深くに沈んでいる事が多く、その行動内容を別の人格は把握していないことが殆どです。


また、複数存在する人格の中には、本人の実年齢や性別に関係なく、幼い子供の人格があったり、女性であるのに粗暴な男性の人格が存在していたりします。

華奢な女性なのに、男性の人格が現れた途端、自分よりも大きな相手を投げ飛ばしたり、声や形相まで変化します。そのため、傍からみると明らかに異様に見えますし、当然のことながら周囲の人は振り回されてしまいます。

 

まれに、境界型人格障害の方が、演技で多重人格障害を演じていることがあります。

この場合、外来診療のみで解離性人格障害との鑑別をするのは難しいようですが、入院治療などで長時間関わっていくと、それが演技であるのかどうなのかは一目瞭然です。

 

解離性同一性障害の場合、本人は生きている感覚が希薄で、自殺念慮のある場合が多いので、大変辛い疾患であることに間違いはありません。

 

 

 

 

(Photo by: //www.ashinari.com/2013/03/10-377101.php?category=217)

 

著者: kyouさん

本記事は、2016-08-02掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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