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生活習慣病

動脈硬化?風邪が治りにくい?疲れやすい?メタボが招く慢性炎症

      

メタボリックシンドロームと聞くと、糖尿病や高血圧、心臓病などを引き起こす疾患としておぼえていらっしゃる方が多いと思います。しかし、このメタボリックシンドロームは、実は炎症と大きな関係があります

 

脂肪組織、とくに内臓脂肪組織では、インスリン抵抗性(インスリンがあるにも関わらず、期待されるようなインスリンの効果が発揮されないもの)や炎症を誘発するサトカインという物質と、反対にこれを改善するアディポネクチンという物質を生成されることが知られています。

 

しかし、肥満し、脂肪細胞の脂肪蓄積が増加した状態では、炎症性サトカインの産生が増え、アディポネクチンの産生は減少します。

要するに、メタボリックシンドロームは慢性炎症の状態を誘発するのです

 

* 風邪を引いてもなかなか治らない。
* 怪我をしてもなかなか治らない。
* 大した傷ではないのに、傷の周囲が赤くなって痛む。
* 体がだるくて何となく熱っぽい。
* とにかく疲れやすい。

 

このような症状は、全てメタボリックシンドロームと関係しているというのですから驚きです。

 

よく糖尿病の方が感染症や癌にかかると、血糖のコントロールが悪化し、治りが悪いということが知られています。

ほんの小さな切り傷でも、その傷が悪化し、足の指を切断しなければいけないほど酷くなるということもあります。

 

動脈硬化も、本来は血管壁にコレステロールが蓄積する病変ですが、その発症と進展の過程には慢性炎症反応が認められると言われています。

メタボリックシンドロームの方が動脈硬化を合併しやすいのも、その影響だと考えられるようになってきました。

 

「あのひとは太ってるのによく風邪をひく」「太っているのに体が弱い」というのは、本当は全く逆で、メタボリックシンドロームの場合は、そのものが身体に炎症を引き起こしやすい状態であるということを覚えておきましょう。

 

 

 

(Photo by://www.ashinari.com/2011/08/06-348765.php )

 

著者: kyouさん

本記事は、2016-08-02掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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