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生活習慣病

生活習慣病にならないために メタボ改善のための食欲コントロール法

    

食欲の調整は、人類の長い飢餓の歴史の中で基本的な生理機能です。

しかし、現代は食を得るために狩りをする必要もなくなり、お金さえあれば、好きな食べ物を自由に食べられるという状況になりました。

それはある意味、人間に備わった生理機能の破綻ともいえます。

 

過食は肥満誘発の根本的な原因であり、さらに肥満はメタボリックシンドロームの中核的症状です。

そこで、過食を抑制する事で、脂肪組織の蓄積の抑制、ならびにインスリン抵抗性の改善が期待され、最終的にメタボリックシンドロームの治療に繋がるという考えが出てきました。

 

食欲は血中ホルモンと中枢神経系によって調節されています。

特に血中ホルモンとしては、脂肪から分泌されるレプチンが強力な食欲抑制作用を示すとわかっています。

逆に食欲促進ホルモンとしてグレリンが存在しています。

これらの血中ホルモンは直接あるいは間接的に脳内の食欲調節系に作用してそれぞれの効果を発揮します。

特に脳内の食欲調節系の中心は視床下部にあります。

 

食欲抑制作用を示すレプチンは、摂取する事で著名な体重減少効果が認められています。

さらに、カンナビノイド受容体アンタゴニストであるRimonabant(SR141716)が摂食抑制作用を主とする抗肥満薬として欧米では使用されています。

 

日本ではまだ承認されてないこの薬を、個人輸入の形で入手して使用している人もいるようですが、この薬は副作用として抑うつ症状不眠などがあり、その危険性も示唆されているので、安易に使用しない方が無難です。

 

国内での医療用抗肥満薬は、サノレックス、ゼニカルなどが開発されていますが、このうち、サノレックスは厚生労働省で認可された抗肥満薬として日本国内でも使用されています。

但し、治療適応には医師の診察や適応基準がありますので、こちらも安易に使用できる薬ではありません。

 

どちらにしても、食欲を調節し、メタボリックシンドロームを改善するという手段は、食事療法や運動療法などが無理だと判断された場合の最終手段だと考えたほうが良いでしょう。

 

 


 

(Photo by://www.ashinari.com/2012/10/05-371422.php )

 

著者: kyouさん

本記事は、2016-07-28掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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