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生活習慣病

日本人にメタボが急増中?気になってきたら生活習慣の改善を

   

昭和初期までは、日本人の食生活は一汁一菜といったシンプルなもので、その頃はメタボリックシンドロームなどという言葉は皆無だったでしょう。

しかし、第二次世界大戦敗戦後より、生活習慣がどんどん欧米化し、過去40年間における日本人の血清総コレステロールはどんどん増加しつつあります。

(総コレステロール値の正常値:130~200㎎/㎗)

 

1990年から2000年における変化をみると、1960年ごろの日本人の血清総コレステロールの平均値は180㎎/㎗で、ほぼ同時期に行われた米国人の平均値と比べると約40㎎/㎗低い値を示していました。

 

しかしながら、米国人における総コレステロール値が年々減少しているのとは対照的に、2000年の調査においては、日本人の総コレステロール値の平均は200㎎/㎗を超えており、ほぼ米国人の平均値と肩を並べるまでに上がっています。

男性において肥満が増加し、血液中の中性脂肪であるトリグリセライド(TG)が著明に増加しているという事実が判りました。

 

この変化は日本人におけるメタボリックシンドロームの増加を意味すると共に、動脈硬化や血管狭窄、塞栓といった合併症の抑制のためには高LDLコレステロール血症の管理もまた重要になってくることを意味しています。

 

そのため、厚生労働省は2008年4月より、40歳~74歳までの公的医療保険加入者全員を対象とした「特定健康診査・特定保健指導」という保険制度を開始しました。


その結果として、徐々に日本人の総コレステロール値も下降してきていますが、LDLコレステロール(悪玉コレステロール)についてはほぼ欧米と同じレベルにまで上昇しています。

 

これまで日本人においては虚血性心疾患の発症率が欧米に比べて低かったのですが、それは魚や大豆製品を多く摂取する食生活に加え、HDLコレステロール(善玉コレステロール)が高いことに由来していたと思われます。

しかし、今はLDLコレステロール値が上昇してきているため、その状況も過去の栄光となりつつあります。

 

今やメタボリックシンドロームは日本人の国民病と言っても言いすぎではないようです。

メタボリックシンドロームは万病の元です。日本人は、今後、生活習慣の改善にさらなる取り組みをしていく必要があるようです。

 

 

 

 

(Photo by: //www.ashinari.com/2012/10/26-372103.php?category=254)

 

著者: kyouさん

本記事は、2016-07-28掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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