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生活習慣病

高血圧の薬~カルシウム拮抗剤がなぜ好まれるのか?~

     

日本人は40歳を境目に、高血圧になる方が増えると言われています。

最近は、高血圧に対して降圧剤を使用する方がどんどん若年化しており、30代から薬を飲みだす方も少なくありません。

 

高血圧の治療目的は、単なる血圧を下げるだけではなく、血圧を低下させることにより、動脈硬化や心血管系疾患の発症を予防する事にあります。

そのためには生活習慣の改善と共に、適切な降圧薬を選び、単独あるいは併用でそれぞれの病態に合わせて上手に服薬することが大切です。

 

カルシウム拮抗薬(Calcium channel blocker:CCB)は、2004年の高血圧学会総会で発表された高血圧治療ガイドラインで主要降圧薬として位置づけられており、特に長時間作用型(長い時間薬の効果を発揮する薬)は、糖尿病を合併する高血圧や高齢者での高血圧治療の第一選択として推奨されています。

 

ここ最近では、カルシウム拮抗薬は長時間作用するものや交感神経抑制効果を併せ持つ薬の登場によって、臓器の保護を考えた降圧治療においてその価値が見直されてきています。

使用禁忌となる疾患が少なく、降圧効果が良く、さらに薬価(薬の値段)も安いということで、医師が降圧剤をして処方しやすいというメリットがあります。

 

その他、頚動脈の動脈硬化を抑えたり、脳の血液循環を改善するなどの脳の保護効果も期待されています。

要するに他の降圧薬に比べて脳卒中の発生を抑制する効果に優れている……ということが、日本人にカルシウム拮抗薬が好まれる大きな理由と言っていよいと思われます。

 

現在使用されているカルシウム拮抗剤には次のようなものがあります。

 

アムロジン
ノルバスク
コニール
ヘルベッサー・R
アダラート・L・CR
ワソラン
カルブロック
アテレック
カルスロット
ランデル
バイロテンシン

 

カルシウム拮抗剤は、服用時にグレープフルーツジュースを飲むと、その酵素の影響で強く効き過ぎることがあるので注意が必要です。

 

また、使用する薬によっては副作用を強く感じる場合もあります。

その場合は副作用をきちんと医師に伝え、他の薬を使用してもらうようにしましょう。

 

 

(Photo by: //www.ashinari.com/2011/07/31-348684.php)

 

著者: kyouさん

本記事は、2016-07-29掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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