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生活習慣病

白衣高血圧に血圧治療は必要ないと思っていませんか?

    

病院などで血圧を測る際、白衣高血圧という言葉を耳にしたことはないでしょうか。

これは「診察室だけの高血圧」と呼ばれ、外来などの医療環境下で医師を目の前にして測る血圧は常に高血圧なのに、日常生活下で測定した血圧は正常な状態を言います。

 

誰しも、体調が悪くて病院を訪れると、医師に何を言われるかドキドキするでしょうし、注射や採血などの日頃経験する事のない痛い思いをするとなると、血圧だって上がるでしょう。

「なら、別に治療する必要なんてないんじゃない?」と思う方がほとんどでしょうし、この白衣高血圧に関しては必ずしも治療は必要ないとされています。

 

しかし、場合によっては治療が必要な場合があります。それは臓器障害が存在する場合です。

 

白衣高血圧とは、病院環境下で高血圧になることを言いますが、言い換えると「ストレス環境下」での血圧という事になります。

人は生活していくうえで絶えずストレスにさらされ続けています。

事実上の高血圧として治療する必要がなくても、日々のストレスにならされることで血圧が高くなるのだとすれば、それはその方にとってあまり良く無い事です。

血圧が上場する事で、腎臓や心臓には多大な負担がかかります。

 

研究者によっても異なりますが、外来高血圧のうち、白衣高血圧の頻度は約18.9%で、高血圧の軽症例に多いとされます。

この白衣高血圧では、糖尿病や脂質代謝異常とが合併した際には動脈伸展性の障害が強いとの報告もあります。

そのため、臓器障害を抱えた人に白衣高血圧の存在がある場合は、早期治療を開始する事で、その予後に大きく影響を与える可能性があります。

 

この場合、交感神経緊張による血圧上昇が機序として考えられるため、α遮断薬が有効です。

 

あくまでもその方の病状と検査データによりますが、白衣高血圧は全てそのまま放置していいというわけではなく、臓器障害を抱えた方の早期高血圧発見と早期治療に役立つと考えてよいでしょう。

 

 

 

(Photo by: //www.ashinari.com/2012/12/07-373882.php)

 

著者: kyouさん

本記事は、2016-08-02掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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