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生活習慣病

高血圧の放置は禁物?高血圧治療で脳血管性認知症の発生抑制

    

血圧が140/90mmHgを超える状態が常になった場合は、高血圧症として何らかの治療が必要となります。

しかし、頭痛や肩こり、動悸や眩暈、その他自覚症状がない方の場合、薬を服用する事に抵抗があるあまり、その治療を放置もしくは見送る場合が多いといわれています。

 

では、どうして血圧が高くて治療が必要になるのでしょうか。

それは、高血圧が引き起こす重篤な病を事前に防止することにあります。

高血圧は脳卒中や心筋梗塞をはじめとしたあらゆる循環器疾患の最大のリスク因子です。

放置しておく事で、それこそ死に至る病を発症する割合が格段に上がるのです。

 

そして治療上用いる降圧薬による脳血管障害への発症予防効果が臨床試験上で証明されていて、その伏線として脳血管性認知症の発生抑制にも繋がる事が広く知られています。

脳血管性認知症以外にアルツハイマー型認知症についても、高血圧の関与が指摘されていおり、注目をあつめています。

 

降圧薬治療により脳血管障害の発症を抑制されることは既にお話しましたが、高齢者高血圧患者を対象としてカルシウム拮抗剤を用いた試験やACE阻害剤(ACEI)、アンジオテンシンⅡ受容体拮抗薬(ARB)を用いた臨床試験では、それ以外にも心血管合併症や認知症、介護が必要な軽度のボケ症状にも効果があったとされています。

 

認知症予防効果のメカニズムとしては、脳微小循環レベルでの脳血流改善作用が関与していることや、脳実質における神経細胞やグリア細胞の脳保護効果が関与しているのではないかと言われています。

 

高血圧を放置しておく事に百害はあったとしても、何の利益もありません。

しかし、きちんと治療を行うことで、将来的に認知症の予防にも役立つのだと判れば、重い腰をあげて治療をしてみようという気になるのではないでしょうか。

 

 

(Photo by://www.ashinari.com/2008/09/07-007737.php )

 

著者: kyouさん

本記事は、2016-07-31掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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