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気になる病気・症状

ピロリ菌による急性胃粘膜病変

 

ピロリ菌が恐ろしい細菌だと言うことは、いまや誰もが知っていることでしょう。
ピロリ菌の恐ろしさといえば、まずほとんどの細菌を防ぐ酸性の胃酸の中でも元気に活動できる病原菌だと言うことです。
そして、ピロリ菌が招く疾患は種類が豊富であり、一種類のピロリ菌が、多大な病気のリスクを向上させてしまうことになります。

■胃酸の中で活動するヘリコバクター・ピロリ


●ヘリコバクター・ピロリ
一般的にピロリ菌として知られる細菌で、多くの細菌が活動できない酸性の胃酸の中でも活動し、胃の粘膜に定着できる数少ない病原菌として有名でしょう。

●胃酸を中和するウレアーゼ
ピロリ菌が胃酸の中で活動できる要因として、ウレアーゼという酵素が関わってきます。

1.ピロリ菌がウレアーゼを産出
胃の中にピロリ菌が入ると、ピロリ菌はまずウレアーゼという酵素を産出し、胃粘液に放出します。

2.胃粘液の尿素をウレアーゼが分解
ウレアーゼは胃粘膜の尿素を分解し、二酸化炭素とアンモニアに分けてしまいます。

3.アンモニアが周辺の胃酸を中和
アンモニアが胃酸の酸性を中和してしまい、ピロリ菌を胃酸から守る働きをするのです。

●ピロリ菌の持つ病原因子
1.慢性胃炎、胃潰瘍や十二指腸潰瘍
ピロリ菌は胃粘膜などに定着し、炎症潰瘍を発生させる活動を行います。

2.胃癌、リンパ腫
炎症が慢性化し、増悪することで癌や腫瘍の原因となってしまうのです。

●ピロリ菌の治療
ピロリ菌を胃から除去するためには、薬物療法食事療法による胃の中の細菌を除去する、除菌療法が必要となります。

ピロリ菌は、胃炎にびらんと胃潰瘍のリスクも高め、急性胃粘膜病変となりやすくする病原菌です。
更には放置しておくと癌の原因となる恐れもあります。

ピロリ菌に感染したならば、すぐさま除菌療法を行い、ピロリ菌を胃粘膜から除去する必要があるでしょう。

(Photo by://www.photo-ac.com/main/detail/2845)

著者: ヒフミさん

本記事は、2016-07-29掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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