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細菌感染や自己免疫・・・胆管炎となる原因と種類

 

胆管炎は肝臓にある胆管という器官に起こった炎症のことです。
その炎症を引き起した原因によって、胆管炎はいくつもの種類に分けられます。
胆管炎の治療は、その原因によって大きく違ってくるため、その違いと種類を把握しておくことは治療上重要なことです。

胆管炎の殆どの場合が、細菌感染による上行性胆管炎というもので、肺炎に並んで高齢者の発熱の原因となる疾患となっています。

細菌感染でなく、自己免疫性の働きによって胆管が炎症を起こしてしまうこともあります。

胆管を通る胆汁に混入する胆石によって引き起される胆管炎など、その治療は胆石の治療となるため、その他の胆管炎の治療とは全く異なる治療が必要となるのです。

■胆管炎の原因と種類


胆管炎は、胆管に炎症を及ぼす原因によっていくつかの種類に分けられます。

1.上行性胆管炎
胆管に細菌が感染することによって引き起される胆管炎です。
細菌感染の原因は総胆管結石症をすでに発症していることなどが考えられます。

2.原発性硬化性胆管炎
自己免疫性の胆管炎で、胆道胆管に炎症性の変化を及ぼし、繊維化し、狭窄を引き起します。
胆汁が鬱滞することで肝不全となる危険のある胆管炎です。

3.再発性化膿性胆管炎
胆石によって何度も再発する胆管炎で、同時に胆石を産み出す胆嚢の治療を行う必要が出てきます。

4.二次性硬化性胆管炎
上記以外の原因によるその他の胆管炎です。

※肝不全
原発性硬化性胆管炎などで、胆汁の鬱滞が悪化すれば肝機能のほとんどが失われる肝不全となる危険があります。
その場合は原因の胆管炎の治療だけでなく、肝移植など臓器移植の必要も出てくるのです。

胆管炎をたかが炎症と思っていては、重症化し肝不全となってしまうかもしれません。
一度失われた臓器の機能は、決して元に戻ることはできず、肝不全の場合、肝臓移植という臓器移植が必要となってしまいます。

特に胆石による再発性の胆管炎は、速やかに原因の胆石を排除して、完治させることが必要です。

(Photo by://www.photo-ac.com/main/detail/6906)

著者: ヒフミさん

本記事は、2016-08-02掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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