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「腹痛、発熱、黄胆」胆道感染症のシャルコー三徴候とはなに?

胆嚢炎と胆管炎を合わせた胆道感染症の症状は、腹痛と発熱そして黄疸という三つの主な症状があり、それを合わせてシャルコーの三徴候と呼ばれています。

 

このシャルコーの三徴候の症状が急激に発症する急性の胆道感染症は、炎症があっという間に進行し、敗血症で命の危険が出てきます。

 

これは胆嚢か胆管、もしくは両方で感染し繁殖している細菌の感染が一気に広がることによっておこる急性のものであり、速やかに手術を行い、迅速に胆道感染症を治療しなければならなくなります。

 

■胆道感染症の症状

胆道感染症の症状は、胆道と胆嚢が細菌感染によって炎症を起こすことによって引き起される諸症状です。胆汁が滞ることで黄疸が生じ、炎症が悪化すると胆嚢に穴が空いたり、敗血症になる危険があります。

 

1.腹痛

悪心、嘔吐など腹痛症状が心窩部付近に発症します。

 

2.発熱

感染症による炎症で三十八度以上の発熱が生じます。

 

3.黄疸

結石や腫瘍などで胆道が閉塞し、胆汁が肝臓内に蓄積されることで黄疸が発症することになります。

 

4.シャルコーの三徴候

上記の三つの症状を合わせて、胆道感染症の特徴的な症状として「シャルコーの三徴候」と呼んでいます。この三徴候が重症で発症した場合は、敗血症のリスクがかなり高いと言え、早期の治療が必要となります。

 

※シャルコーの三徴候が急性の場合は、敗血症を防ぐために緊急手術が必須となります。

 

急性の胆道感染症の進行が危険なほど早くなるのは、肝臓に血流が集中し、肝臓の一部である胆嚢と胆管に感染した細菌の影響が血流を介して一気に広がることになるからです。

 

感染した細菌が血液によって感染拡大を起こすことはもちろん、感染した細菌から毒素であるエンドトキシンを分泌することで敗血症によって命を落とすリスクが発生するのです。

 

シャルコーの三徴候の症状が重度に発症した場合、急速に敗血症が進行してしまうことになります。敗血症の進行を早い段階で食い止めるためにも、シャルコーの三徴候の諸症状には注意をしなければなりません。

(Photo by: //www.photo-ac.com/)

著者: ヒフミさん

本記事は、2016-07-29掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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