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どっちなの?!肝血管種と肝臓ガンの見わけ方!肝血管腫はなぜできる?原因の様々な説

人間ドックなどで、肝臓に腫瘍が見つかったことはありますか?

それを発見すること自体は、むずかしくありません。

 

肝血管種と肝臓ガンは、外から検査で診断した段階では、ひとしく肝臓にできた腫瘍です。

でも、なりたちはちがいます。

 

重要なのは、腫瘍を発見してから、それが良性か悪性の腫瘍かを見きわめることなのです!

 

期間をおき、経過観察します。

腫瘍の成長速度から、肝血管種と肝臓ガンを見わけることができます。

 

肝血管腫の診断

腫瘍自体の発見は容易

 

肝血管種は無症状であるため、検査しなければ見つけにくいのですが、実際に検査をしてみれば、腫瘍自体は容易に見つけることができます。

超音波検査やCT、MRなど画像診断法で、腫瘍の存在自体はすぐに確定することができるのです。

 

問題となるのは、その腫瘍が良性か悪性か、肝血管種か肝臓ガンかの鑑別です。

 

肝臓ガンとの見分け方

1.成長速度

肝臓ガンと肝血管種の見分け方は腫瘍の成長速度にあります。

肝臓ガンと違い、肝血管種はほとんど成長することがない腫瘍です。

 

まれに成長することがありますが、その場合は肝臓ガンと同じく、外科的に切除すれば問題ありません。

 

2.無症状

肝血管種は基本無症状です。

すなわち、肝臓の腫瘍で症状があればそれは肝臓ガンであるか、もしくは極端に大きな肝血管種であり、外科切除手術が必要となるケースとして処理されます。

 

3.大きさ

肝血管種は全てとは言いませんが、小さな腫瘍である場合がほとんどで、大きく成長することはありません。

検査によって、腫瘍の大きさがある一定以上であれば、良性の腫瘍であっても切除手術を適用することになります。

 

肝血管種ではない肝臓癌の特徴まとめ

▼肝臓にできた腫瘍が急激に成長する

▼肝臓にできた腫瘍で無症状ではない

 

腫瘍を確認し、経過観察をすると、その腫瘍が急激に成長し、腫瘍が原因となるさまざまな症状が発症するのが肝臓ガンの特徴です。

 

一定期間の経過観察を行わなくても、肝臓の腫瘍によって症状があったり、大きさが一定以上だったりする場合は、悪性のガンでも良性の肝血管種でも切除するので、放置しない限り問題は無いといえるのです。

 

 

肝血管腫を発症したら、肝疾患を予防するべき?

肝臓に腫瘍ができていますと言われたらどういった印象でしょうか。「お酒の飲み過ぎ」「生活習慣が悪い」少し肝疾患について知っている人であればそういった印象を持つかもしれません。では、その腫瘍が良性だった場合はそういったイメージは正しいのでしょうか。

 

肝機能に何らかの障害が生じても、初期の段階であれば肝臓に負担のかからない生活(特に食生活)をすることで、肝臓を回復させることができます。それは上記のような一般的な肝臓に関するイメージと相違ないでしょう。

 

良性腫瘍の肝血管腫

肝臓にできる良性腫瘍の中で最も多く見られるのが肝血管腫です。

この良性の腫瘍の場合、上記のような肝臓の疾患のイメージは少し当てはまらないようです。

 

肝血管腫と診断されたら肝疾患を予防しなければダメ?

肝血管腫と診断された場合、同時に肝疾患の有無を確認します。というのも、肝疾患があると腫瘍が肝血管腫といった良性のものではなく、悪性である可能性が高いのです。

 

では肝血管腫と診断されたら、肝疾患の発症を予防しなければならないのでしょうか。

実際、肝血管腫が見つかり、その後、肝疾患を発症して、肝血管腫が悪性に変化するということはほとんどありません。

 

もし後々悪性腫瘍だと判断されたら

経過観察をしていく中で肝血管腫ではなく悪性の腫瘍だと判断されたのなら、それは最初の判断で間違えていたということです。

そう考えると肝血管腫とされた最初の診断が間違えていることを想定して、肝臓の疾患を予防するために食生活や生活習慣を改善することには意味があるとも言えます。

 

肝血管腫をきっかけに肝疾患が気になるのであれば、より詳しく肝血管腫を調べてもらう方法もあります。どちらにせよ良性腫瘍をきっかけにして生活習慣を改善するのなら、それも悪くないかもしれません。

 

 

肝血管腫は女性ホルモンのせい?肝血管腫はなぜできる?

肝臓に発症する病気は、治療の必要な重篤な病気であることが多いものですが、それらとは大きく違い、すぐに治療しなくても命に関わることがほとんどないという病気もあります。

 

肝臓の良性腫瘍

肝臓に発症する病気で、命に関わることがまれな病気が肝血管腫という病気です。

これはいわゆる良性の腫瘍に分類されるもので、血管がかたまりのようになって確認されるものです。

良性とはいってもそのままずっと放置してよいわけではないですが、とりあえずとして大きな心配をする必要はありません。

 

肝血管腫はなぜできる?

実際のところ、肝血管腫の発生原因は分かっておらず、様々な説があるにとどまります。

その中の一つの考えとして、肝血管腫のいくつもの症例と女性ホルモンと何らかの関係が見いだせるのではないかとされています。

 

出産経験

肝血管腫は女性に多く見られますし、数回の出産を経験したことのある女性の場合腫瘍自体の大きさが比較的大きいことが認められています。

このことから、出産によって大きく変化する女性ホルモンが母体の肝臓に何らかの影響をもたらし、それが肝血管腫の形成に影響しているのではないかとされています。

 

 

新生児にみられる肝血管腫

肝血管腫や新生児や乳幼児に見られることもあります。

これについては先天性の体の異常という考え方もありますが、上記の女性ホルモンと肝血管腫の関係を前提に考えれば、母親の胎内に胎児がいた際に、母体の女性ホルモンの変動が胎児に影響し、胎児に肝血管腫が発症した状態で生まれてくるものであるとも考えられます。

 

新生児にできる血管腫を先天性の原因のものとするか、女性ホルモンの影響とするかはそう考えられるという段階にとどまります。

 

「原因不明」で起こる肝血管腫!原因は先天的なもの?!

人の体の中にできる腫瘍は、体の組織がコブのようにもりあがってできます。この腫瘍には良性と悪性があり、悪性腫瘍の場合にはガンと名前が変わります。

また、腫瘍によっては良性でもその後悪性に変わることもありますし、良性のまま済んでしまうこともあります。

  

肝臓の良性腫瘍

肝臓に発生する良性腫瘍の中で最も頻度が高いとされているのが肝血管腫です。

もし検診でエコーをし、肝臓の中に腫瘍が認められた上で、その腫瘍自体に悪性がない、肝機能障害が認められないのであればそのほとんどが肝血管腫です。

 

肝血管腫の原因は「不明」

肝臓には多くの毛細血管が存在します。その毛細血管の一部が無数に絡み合って腫瘍の形に発達し、血液を多く含む形になったものが肝血管腫と言います。

特に血管が多い肝臓はこの血管腫ができやすいのですが、なぜこうした血管のかたまりができるのかという原因ははっきりとはわかっていません。

  

先天的な原因?

肝血管腫の原因は先天的なものが大きいとされています。というのもこの肝血管腫は新生児や乳幼児にみられることがあるのです。

先天的な原因と言ってもそれがどんな具体的な先天的な原因かと分かっているわけではなく、遺伝的な原因があるというわけでもありません。

先天的に血管増生の異常や、血管形成異常といったものがあるとも言われていますが、これらの原因も諸説の中にとどまります。

 

肝血管腫の原因は依然として「不明」です。様々な原因が推測されていますが、それらでさえ肝血管腫を発生した患者の傾向と結び付けて考えたために出た説であって、具体的なメカニズムは明らかになっていないのです。ですが、良性の腫瘍であるため、そうこだわって原因を探す必要はないとも言えます。

 

 

体の指示?血管の奇形?肝血管腫原因の様々な説

血管腫という病態は非常に幅広い症状をあらわすものです。顕微鏡で調べると血管に似た形態の細胞が増殖していることが確認されます。こうしたものが観察されるのをまとめて広く血管腫というのです。

 

肝臓にできる血管腫

血管腫は出来る場所によって呼び名が変わります。皮膚を中心に発生する血管腫はイチゴ状血管腫や、サクランボ色血管腫と言いますし、筋肉の中に発症する血管腫を筋肉内血管腫と言います。

中でも肝臓に発生する血管腫は肝血管腫と呼ばれます。特に血管が多く集まっている場所に発症しやすいようです。

 

肝血管腫、引いては血管腫全体においても、確定的な原因やメカニズムは分かっていません。そのためいくつかの学説がある程度にとどまります。

 

腫瘍と言わない?

腫瘍とはある細胞や組織が、体の通常の働きに反して過剰に増殖することでできる組織のかたまりのことを指します。

これは病理学的に言えば新生物と言われます。腫瘍は細胞や組織が自律的に増殖してできるものですが、一方で他律的に細胞や組織が増えたものを過形成と言います。

過形成の場合細胞や組織は正常なままで起こるという違いがあります。

肝血管腫はこの過形成ではないかという説があります。

 

奇形?

血管腫が顕微鏡レベルで見てとれる奇形という考えもあります。奇形ということは肝血管腫は先天性の疾患であるということです。

実際にこの肝血管腫は新生児や乳幼児にも見られるもので、何らかの先天性の原因があるのではないかとされています。

 

血管腫自体が直接的に命に関わるものではないため、がんなどの命に関わる病気や難治性と言われる病気などと比べると、研究が盛んではないと言えるようです。そのために明らかになっていないことも多く、原因もなかなか確定しません。

 

(Photo by:http://www.photo-ac.com/

著者: カラダノート編集部

本記事は、2017-03-30掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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