カラダノートみんなの役立つ予防法や対処法
  1. カラダノートTOP >
  2. 気になる病気・症状 >
  3. 肝臓 >
  4. 肝性脳症 >
  5. 肝性脳症の予防治療は食事制限

気になる病気・症状

肝性脳症の予防治療は食事制限

肝性脳症となるのは肝臓の機能が万全でなくなり、血中にアンモニアを初めとする有害物質が増加することにあります。

 

問題となるアンモニア濃度を低下させるには薬物療法も有効ですが、何よりも発生原因であるタンパク質を制限する食事制限が効果的です。

 

■肝性脳症の治療

●血中のアンモニア濃度低下

肝障害により増加した血液中のアンモニア濃度を低下させることで、肝性脳症の進行を止める治療となります。

 

特殊アミノ酸製剤などを投与することで血中アンモニア濃度を下げ、血漿交感療法や吸着式血液浄化法が効果的です。

 

●食事制限

肝機能低下によって血中の有害物質が増えるのは、タンパク質を分解することによって発生した尿素を肝臓が処理できなくなっていることが主な原因です。摂取するタンパク質を制限して植物性タンパク質を増やし、炭水化物の割合を増やすことで、体内で発生する有害物質を抑制することができます。

 

●肝臓疾患を抱えている人は要注意

何らかの肝臓疾患を抱え、いつ肝機能が旨く働かなくなるか分からない人など常に注意しておく必要があります。

 

急性肝炎などで肝性脳症となった場合は命の危険が伴います。治療を医者に任せるだけでなく、普段の生活で肝性脳症を意識した食事などを行いましょう。

 

●注意すべき高リスク要因

肝性脳症のリスクをさらに上昇させる要因がいくつかあります。

 

まずは便秘が長期に続くことで体内の有害物質が一気に上昇することです。食事制限どころか、高タンパク質の食事を一気に摂取することでも体内の有害物質が急上昇します。

 

また、利尿薬などを過剰使用することで、血中のアンモニア濃度を上昇させ肝性脳症のリスクを高めることになるのです。

 

肝機能に障害がある人は特に、普段の食生活に気をつけ、タンパク質を制限し、便秘にならないよう食物繊維などを摂取し、アンモニア濃度を低く抑える努力を怠らないようにしましょう。

(Photo by://www.photo-ac.com/)

著者: ヒフミさん

本記事は、2016-07-29掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


通報する

肝性脳症に関する記事

血中のアンモニア濃度が肝性脳症の原因?

肝臓の機能が失われると、タンパク質を分解したことで発生した有害物質が、血液によ...

肝性脳症が進行する五つの段階

    肝性脳症は、肝機能が失われたことにより血中の有害物質の濃度が増加...


肝臓の病気を持つ人は、肝性脳症に気をつけよう!

    肝臓は多くの機能を担っている、非常に大切な臓器です。 この肝臓...

肝機能障害による肝性脳症

    肝臓の疾患により肝機能障害となってしまうと、肝臓の働きが著しく損...

カラダノートひろば

肝性脳症の関連カテゴリ

ブックマークは20件まで登録可能です
トップへ戻る