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間質性膀胱炎の有効な治療法!膀胱水圧拡張術とは

 

原因不明の間質性膀胱炎は、診断することが難しく、多くの罹患者が長期間放置することが珍しくありません。
そんな間質性膀胱炎ですが、治療法が全くないと言うことはなく、有効な治療法が確立しています。
それが膀胱水圧拡張術です。

膀胱の間質が炎症を繰り返すことで伸縮性が失われ縮んだ膀胱を再び拡張することが治療となり、同時にその過程で間質性膀胱炎を検査することにもなるのです。

下半身を麻酔する以外、目立った身体への負担もなく、間質性膀胱炎の疑いがあれば念のための検査として行われる治療となります。

■間質性膀胱炎の治療


●膀胱水圧拡張術
下半身を麻酔して膀胱に生理食塩水を注入し、膀胱を拡張することが検査と共に治療になります。

●失われた膀胱の伸縮性を取り戻す。
間質性膀胱炎によって膀胱の間質の伸縮性が失われていることで膀胱の尿容量が少なくなっていますが、膀胱水圧拡張は縮んだ膀胱を再び広げる治療となるのです。

●ハンナー腫瘍
間質性膀胱炎の場合、ハンナー腫瘍があるものと無いものの二種類が考えられます。
腫瘍がなければ膀胱水圧拡張術のみで治療完了ですが、術中にハンナー腫瘍が確認された場合は、その後レーザーで腫瘍を焼き切る治療が追加されます。

●術後の訓練
膀胱水圧拡張術で、膀胱の伸縮性が取り戻せたとしても、それは一時的なものです。
そのまま放置しておけば再び膀胱が縮こまることも考えられます。
そのため、手術後長期に渡って、膀胱訓練という膀胱の機能を取り戻す訓練を行います。

膀胱水圧拡張術はハンナー腫瘍がなければ、検査と治療が一度に済む治療法です。
ただし、間質性膀胱炎の治療として重要なのは術後の膀胱訓練です。
膀胱が拡張されたとしても完全にその機能を取り戻すための長い訓練が待っています。

(Photo by: //www.photo-ac.com/main/detail/1817)

著者: ヒフミさん

本記事は、2016-08-02掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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