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介護・認知症

加齢に伴う口内環境の変化とは~歯・唾液・味覚について~

 

加齢は、外見や運動能力などあらゆる面に変化を及ぼします。口の中も、例外ではありません。高齢者の口腔にみられる特徴を知り、より良い口腔ケアにつなげましょう。

 

 

60歳前後から、残存歯(自分の歯)が目に見えて減少していきます。成人の歯は、28本(親知らずを除く)ですが、70台後半の残存歯は、平均で10本以下になります。

どんな食物でも問題なく咀嚼するためには、20本の残存歯が理想です。

残存歯が減少すると、上手に食物を咀嚼できず、食事量の減少から低栄養、衰弱へつながる恐れもあります。

残存歯があっても、咬合面が摩耗して噛み合わせが悪くなり、歯根部の虫歯が増えます。健康な歯を、いかに長く残すかが大切です。

 

 

唾液

加齢、服薬の副作用などにより、唾液の分泌量が減少します。高齢者の約4割が口腔乾燥(ドライマウス)の自覚があるそうです。

唾液は口腔粘膜や歯を保護し、雑菌を排除します。消化吸収の助けにもなります。

唾液が減少すると、食事の際に食物をスムーズに咀嚼・嚥下することができません。

口の中に食物がいつまでもとどまり、飲み込む時にのどに引っかかるような違和感が生じます。

 

 

味覚

舌の表面には、味を感じる味蕾(みらい)があります。

加齢によって舌の厚みは薄くなり、味蕾の数と感受性も変化します。

高齢者が濃い味の料理を好むようになったら、味蕾の感受性が衰えているのかもしれません。

正常な味覚を保つためには、亜鉛の摂取も欠かせません。低栄養、消化吸収能力の低下、薬の副作用などにより、亜鉛が不足している高齢者もいます。

 

 

ここに挙げた加齢による変化は、適切な口腔ケアによって予防できる部分もあります。

早いうちから積極的な口腔ケアに取り組んでください。

 

 

 

(Photo by: //www.ashinari.com/2012/04/24-361203.php)

 

著者: honpoさん

本記事は、2016-08-02掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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